湯西川温泉

湯西川温泉 基本データ

平家落人の歴史に心を馳せながら、お湯に体を癒され、いろりを使う落人料理に舌鼓を打つ。湯西川温泉へ行こう!

所在地 栃木県日光市
泉質 単純温泉
効能 高血圧症、動脈硬化賞、切り傷、やけど、神経痛
アクセス 電車/野岩鉄道・会津鬼怒川線「湯西川温泉駅」から東武ダイヤルバス約35分「湯西川温泉」下車
車/日光宇都宮道路・今市ICから国道121号~県道249号経由で約60分

湯西川温泉情報

湯西川温泉は栃木県の北西部、日光市にあります。

福島県境近くの深い山あい(標高743m)に湧く秘湯で、壇ノ浦の戦いで敗れた平家が隠れ住んだという、平家落人伝説があります。

1573年(天正元年)、平家落人の子孫が温泉を発見し、1578年(天正6年)に平家の末裔とされる旅館が開業して以来、湯治客が訪れるようになったと伝えられています。

また、「露天風呂天国」との異名をとるほど、渓谷沿いの露天風呂が多く、温泉街全体で100人入ってもまだ余裕だと言われています。

湯西川温泉周辺情報

日光の湯西川ライトアップ3

渓流沿いに藁葺き屋根の家が並ぶ風情ある景観に、平家ゆかりの施設や資料館が数多くあり、落人の里の名残が残る静かな山里はまさに隠れ里の雰囲気です。

毎年6月5~7日の平家大祭には、武者や艶やかな姫に扮した総勢250余名が約1kmに渡り温泉街を歩く平家絵巻行列が行われ圧巻です。

一般の参加も可能なので、詳細については栗山村観光協会へ聴いてみましょう。

稲作の出来ない湯西川では昔から各家でそばを作っていたため、そばが美味しいです。

また、「いろり焼き」は落人料理として、湯西川の多くの旅館、民宿の名物料理です。

地元で採れた岩魚やヤマメ、山椒魚、野鳥、鹿、熊や、うるち米をついたばんだい餅などを串に刺したもの。一升べらや味噌べらと呼ばれる、野鳥などの肉を山椒の芽、味噌などとともに叩いてへらにつけたものをいろりの火で焼いて食べます。

竹の筒に入れていろりで温める「竹酒」、焼いた岩魚を大盃に入れた「岩魚の骨酒」や「どぶろく」と共にいただく山の味です。

その他、名物の野鳥や鹿料理も平家衆が伝えたとされ、野趣にあふれています。

平家落人の歴史や文化に触れ、古き時代に心を馳せながら、お湯に浸かって身体を癒す、そんな旅をなさりに湯西川温泉へぜひお出かけください。

栃木への団体・グループ旅行は「団体旅行ナビ」にお任せ!

参加旅行会社一覧

団体旅行 無料一括見積り