温泉津温泉

温泉津温泉 基本データ

「石見銀山遺跡」として世界遺産に登録された、日本海沿岸の港町に沸く効能あらたかな薬湯『温泉津温泉』を、海の幸とともに楽しもう!

所在地 島根県大田市
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
効能 リウマチ、冷え性、高血圧など
アクセス 電車/JR山陰本線・温泉津駅から大田市営バス・温泉津温泉行きで6分、終点下車
車/江津道路(こうつどうろ)・江津ICから国道9号経由18km

温泉津温泉情報

温泉津温泉(ゆのつおんせん)は、日本海の荒波を望む山陰、島根県大田市温泉津町で、世界遺産「石見銀山遺跡」に囲まれた歴史ある温泉地です。

温泉津港から山側に伸びる温泉街は、2004(平成16)年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。鄙びた日本旅館が両側に立地する静かな街並みで、独特な赤瓦と黒瓦でデザインされた「石州瓦」を屋根に敷き詰めた家屋が軒を連ねています。温泉津町は「やきものの里」としても知られ、江戸時代から伝わる「温泉津焼き」で知られています。

温泉の泉源は2つあり、効能が微妙に異なります。1つは1400年以上の歴史を誇る山陰屈指の古湯で、傷を負った大狸が湯浴みして傷を癒しているのを村人が見つけたとの伝説が残る元湯、もう1つは1872(明治5)年の浜田地震で突然噴出した薬師湯です。

泉源の違う共同浴場「元湯泉薬湯」(もとゆせんやくとう)と「薬師湯」の2軒はごく近接した位置にあります。

「薬師湯」は、2005(平成17)年の日本温泉協会による審査の結果、中国・四国地方では唯一、全国でも僅か12ヵ所しかない最高評価の「オール5」の天然温泉として認定されました。

湧出時は無色透明ですが、空気に触れると淡い茶褐色に変化します。飲泉も効果があり、味はやや渋め。古くからその効能の高さが知られる薬湯で、広島や山口を中心に全国から人々が癒しを求めて集う島根県屈指の湯治湯です。1957(昭和32)年には、九州大学温泉治療学研究所(現・生体防御医学研究所)によって、原爆症に対する効能が報告されています。

温泉津温泉周辺情報

温泉津は戦国時代や江戸時代に隆盛を誇った石見銀山の銀の積出し港として栄えました。石見銀山は、鎌倉時代の1309(延慶2)年に発見されて以来、大名や江戸幕府の財源として利用され、17世紀前半には世界の3分の1を占める銀の産出量を誇ったと言われる日本史上最大の銀山です。2007(平成19)年に、ユネスコの世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の登録が決定され、ますます注目を集めるスポットとなりました。

夏には近くの海岸で海水浴、ダイビングなども楽しめます。

新鮮な海鮮料理も味わえる薬効あらたかな癒しの湯、『温泉津温泉』へぜひお気軽にお出かけください。

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