団体旅行でもマイルは貯められる?
今では日常のいたるところで目にする「マイル=マイレージ」の文字。飛行機の搭乗距離に応じて加算される他に、ショッピングや公共料金の支払いなどでもマイルを貯めることができます。
「団体旅行でもマイルは貯められるの?」「みんなのマイルを幹事がもらうことはできる?」などなどいざとなると分からないことだらけ…。団体旅行でマイルを貯める方法と、お得な使い方をご紹介!

そもそも「マイル」「マイレージ」とは?

「マイレージ」とは飛行距離に応じてポイント(マイル)がたまるサービスのこと。一定数貯めれば航空券に割り当てることができたり、各種商品と交換することもできます。1981年にアメリカン航空が初めて導入し、瞬く間に全世界の航空会社に広まりました。今では搭乗した距離に応じた加算だけではなく、飲食や住宅ローンの支払いなどに応じてマイルが加算されていく仕組みが構築されています。

マイルはどうやって貯まるの?

ではマイルを貯めるにはどうすればいいのか?団体旅行に限らず、基本的なところから説明していきましょう。

まず最初に各航空会社のマイレージサービスに加入しなければなりません。日系のエアラインではJALとANAのみがマイル制度を導入しています。世界中の主要航空会社20社以上がマイレージサービスを導入しており、他社の搭乗分でも提携先のマイレージに加算することができるなど、互換性も高まっています。

マイレージカードの種類によってマイルの貯め方が大きく変わります。

例えばクレジットカード機能付きで申し込んだ場合、搭乗した飛行距離分(マイル分)での加算以外に、日常生活でお買い物をした場合などの支払い額をマイルに換算して加算することができるのです。

一方、クレジット機能のないマイレージカードの場合は、搭乗時の飛行距離分が貯まる以外に、ANAとJALのカードには電子マネーやデビットカード、オートチャージ機能が付いているので、それぞれチャージ、もしくは支払いをした金額分がマイルとして加算されます(加算率は航空会社によって変わります)。

申し込むのに年齢制限はありません。0歳からでもカードは発行されます(クレジットカードは18歳以上のみ)。

ただし、幼児運賃(国際線は2歳未満、国内線は3歳未満)で搭乗した場合はマイル対象外となり加算はされません。家族グループなどの団体旅行の場合は注意が必要ですね。

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シーン別!団体旅行でマイル貯める方法

団体旅行では、どのようにマイルを貯めていくのか?個人グループ、社員旅行、修学旅行の各団体旅行のケース別に見ていきましょう。

家族グループなど個人の団体旅行でマイルを貯める

旅行会社を通して団体旅行を申し込む場合、「マイルは貯めていらっしゃいますか?」と質問されることがほとんど。予約時に、旅行会社でマイルカードを提示するか、カードに記載されている個人番号を伝えればマイル加算はOKです!

もし聞かれなかった場合、旅行当日に各航空会社の搭乗カウンターでチェックインをする際にマイレージカードを提示することになります。いずれにせよ、搭乗時は忘れずにマイルカードを持参するようにすれば安心です。

この際、マイレージサービスに加入している方のみ加算されることになります。「私のマイルに他の家族分も入れてくれない?」なんて話、「マイルあるある」ですが、団体旅行に参加した他人の搭乗分を自分に加算することは一切、出来ません

ただし「家族分のマイルをパパに集約して貯めたい!」という場合は、家族間でだれか一人がクレジットカード機能付きのマイレージサービスに加入していれば可能!そのカードに家族間のマイルを合算することが可能です(合算には規約あり)。

団体旅行の終了後に「これまではマイレージサービスに加入してなかったけど、これを機に貯めたい!」という場合は、その旨を伝えて搭乗後にマイレージカードに加入し、後日マイル加算してもらうことができます(搭乗後6カ月以内に手続きが必要)。

社員旅行でマイルを貯める

社員旅行
社員旅行や出張の場合、旅費のほとんどが会社負担であることが多いかと思います(社員旅行は個人負担額もありますが)。この場合、加算されるマイルも厳密にいえば会社の支払い分、ということで、「マイルは誰のものか?」非常に微妙な位置づけにあります。

2000年に国家公務員、地方公務員、各行政法人が業務上得たマイル分を個人に付与していいか?議論されたこともあり、現在では社員旅行でのマイルは原則として個人への付与は禁じられています。

ただ民間企業となると話は別。「社員旅行、もしくは出張などの業務上に得たマイルの個人加算は認めるが、なるべく次回の出張時など業務上で活用するように」といった提言に留めている会社もあるのが現状です。あとは「自由に任せる」なんて太っ腹の企業も!

いずれにせよ、マイル加算には家族グループでの団体旅行同様、搭乗時にチェックインカウンターでマイルカードを提示をしましょう。もしくは搭乗後、航空チケットの半券を用意して、各航空会社のホームページ上で手続き、もしくは電話、郵送で手続きをすれば加算してもらえます(搭乗後6カ月以内)。

ただ、団体旅行で搭乗運賃を「団体割引扱い(代理店割引運賃)」にしている場合、マイル加算対象外となることがあります。搭乗チケットに記載されてあるアルファベットによって、マイル加算対象か否かを判別することもできますが、詳細は各航空会社、もしくは予約した旅行会社に確認するのが一番です。

修学旅行でマイルを貯める

国内への修学旅行で飛行機を利用する場合、航空会社が修学旅行のために設けた「学校研修割引運賃」を利用して旅行される学校が多いようです。

このサービスは1年前から搭乗予約が可能で、児童や生徒8人以上にプラス教職員で利用することができます。片道運賃が30~60%割引となるお得なサービスですが、この学校研修割引運賃での搭乗分はマイル加算の対象外となっています。

ただし、修学旅行といっても旅行会社がマイレージの付くクラスのチケットを手配した場合はマイル加算されます(チケットに個人名が記載されている場合、または支払った運賃のクラスによるもの)。詳細は手配した旅行会社か、チケットの半券をもとに航空会社に問い合わせるしか詳細は分かりません。

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貯めたマイルでお得に団体旅行

グループ旅行
貯めたマイルを使ってお得に旅行したい!というときにおすすめなのがこちらのサービス。

  • JAL「おともdeマイル割引」
  • ANA「いっしょにマイル割」

どちらもマイレージ会員ひとりにつき、10,000マイルで国内便に往復搭乗できるうえに、同行者(同一便で同一クラス、同一路線を利用の場合)2~4名まで割引運賃で搭乗させてくれるという、大人数での団体旅行をお得に行くためには大変嬉しいサービスとなっています。
ただし、利用するにはいくつかの条件がありますので要チェック!

  • 小児運賃は適用されない
  • 別途、施設使用料が人数分発生する
  • 他席へのアップグレードは予約は不可。ただし搭乗当日に空きがあれば差額負担でアップグレード可能!
  • 10,000マイル利用で搭乗した人分は、例えアップグレードして加算した分もマイルは発生しない(同行者はそれぞれマイル加算される)

搭乗予約は2カ月前~4日前まで可能です。かなりお得に搭乗できますので、4人までの団体旅行に活用しない手はありません!

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団体旅行のマイルに関しては予約時に確認を!

団体旅行のマイルに関して、お分かりいただけましたでしょうか。家族で、お友だちで、職場の皆さんでの団体旅行にマイルを活用しない手はありません!

団体旅行でマイルを貯めることに関して分からないことがある場合は旅行会社で旅行予約をするときに、または各航空会社のマイレージサービスでぜひ聞いてみましょう。

マイルをお得に貯めて使って、素敵な団体旅行を!

マイルも含めて団体旅行の手配はプロにお任せ

「マイルを貯めたいから航空会社を指定したい」もOK。旅行プランに関わるさまざまなお悩みもまとめて相談にのってくれます。団体旅行のお得な手配は「団体旅行ナビ」にお任せください。

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