奥津温泉

奥津温泉 基本データ

美肌効果が高く「美人作りの湯」として女性に大人気の『奥津温泉』で、松茸や天然鮎などおいしい郷土料理を堪能しよう!

所在地 岡山県鏡野町
泉質 アルカリ性単純温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、リウマチ、皮膚病、美肌、胃腸病、婦人病など
アクセス 電車/JR姫新線、津山線・津山駅から中鉄バス・奥津温泉行きで約50分
車/中国自動車道・院庄ICから国道179号経由25km

奥津温泉情報

奥津温泉(おくつおんせん)は、岡山県の最北部、苫田郡鏡野町、中国山地の南麓にある吉井川の奥津渓上流に湧く温泉で、大自然のなか、吉井川に架かる奥津橋を中心に10軒ほどの宿が静かに建ち並んでいます。

岡山県北部の中国山地に連なる湯郷温泉、湯原温泉とともに「美作三湯」と呼ばれる名湯です。1966(昭和41)年、国民保養温泉地に指定され、最近では「日本観光地百選」にも選ばれました。

「鍵湯」「下湯」の2ヵ所の源泉口があり、毎分約1,000リットルの豊富な湯量が沸き出ています。「鍵湯」という珍しい源泉名は江戸時代、温泉の泉質の良さに魅了された津山藩主・森忠政が風呂に鍵をかけて一般の入浴を禁じたことに由来します。

河原には自然の露天風呂が2ヶ所あります。そのうちの1つは「洗濯湯」と呼ばれ、そこで行われる「足踏み洗濯」は有名です。

お揃いのかすりの着物に姉さんかぶり、赤い腰巻きに赤たすきの女性たちが「奥津小唄」に合わせてリズミカルに足で洗濯物を踏んで洗う、奥津温泉の風物詩です。

元々は、汚れがよく落ちることから川のほとりに湧き出るお湯で洗濯をする方法が伝わったのですが、付近の山々に野生の熊や狼が棲息していたため、洗濯中に熊や狼に襲われないよう見張りながら家事をこなすという生活の知恵の下に編み出されました。今日では観光客のために、3月上旬~12月中旬の日曜、祝日の朝8:30~45ごろに奥津橋のたもとで実演が行われています。

入浴後、白くすべすべの肌になれる美肌効果の高い「美人作りの湯」として女性に人気が高く、大手化粧品メーカー「コーセー」が化粧水の原料に使ったほどで、泉質の良さはお墨付きです。

奥津渓では、春はコブシ・シャクナゲ・ツツジ、夏は新緑とカジカガエルの鳴き声に鮎釣り、秋は紅葉、冬は樹氷など、四季折々の自然美が楽しめます。

山菜、松茸、そしてヤマメや天然鮎などの新鮮な川魚が美味です。冬は鴨・猪を使った鍋料理も食べられます。

ぜひ『奥津温泉』へお気軽にお出かけください。

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