
社員旅行専門の旅行会社が全国から大集結!
2023年の社員旅行、みんなどこへ行く?過去の傾向をもとに分析!

社員旅行を希望している幹事さんはどんなところに出かけたいのでしょうか。また、どんな社員旅行を希望しているのでしょう?
「団体旅行ナビ」編集部では2022年1月~12月の1年間のデータを調査し、今どき社員旅行の傾向を探ってみました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、観光や遊行を目的とした海外旅行に出かけることが難しかったここ数年ですが、2022年からワクチン接種を条件に海外との往来がスムーズになってきました。
海外旅行希望の企業・職場・団体は全体の約4.6%とまだまだ少な目ではありますが、2023年は検疫撤廃する国も増えているため、ワクチン3回接種済であれば行き来はスムーズそうです。ただし、円安と物価高の影響があるため、以前ほど安く海外に行けるというわけではないのが気になるポイントでしょうか。
泊まりで社員旅行を嫌う傾向はあるものの、会社の周年記念や研修、組織力UPを目的とした社員旅行や社内イベントはじりじりと増加している様子。事務局へも「社員旅行は苦手という社員が多いのでプランの相談をしたい」という問い合わせが目立つようです。
宿泊プランの場合は自由行動を増やす、屋形船やクルーズなどの非日常を演出するなど、「社員旅行アレルギー」を解消する工夫を求めている傾向がうかがえました。

社員旅行に出発する曜日を見ると金曜、土曜、月曜の順に多くなっています。社員旅行の実施予定月は以下の通り。

12月出発の予定で見積り依頼が多くなった背景には、新型コロナウイルス感染者数が10月頃から落ち着いていたこと、全国旅行支援が2022年10月からスタートしたことも後押しになったようです。
年末年始の忘年会やスキー・スノボー旅行を兼ねてなど計画する団体も多かったようです。
国内社員旅行で行きたい場所は「沖縄」「北海道」のツートップが強し
国内社員旅行で行き先に悩む幹事さん、引き続き減少傾向にあるようです。2016年は全体の24%、2017年は28%、2018年は22.83%、2019年は30%と増加しましたが、2021年は19%、2022年は17%でした。
コロナ禍ということもあり、できるだけリスクを避けつつ、リラックスして過ごせそうなところ、さらに泊りがけではなく近場の日帰りでという要望も多かった年でした。
具体的な行き先(第1希望)を選んでいるケースは以下の通り。

※希望の行き先で「第1位」を選んだもののみを集計(2か所以上で迷ってるを除く)
「沖縄」「北海道」希望者は2021年よりも少なく、神奈川や静岡、東京、福岡など比較的遠出をする人が少なかった様子がうかがえます。また、2021年には順位を落としていた「東京都」「大阪府」の人気が復活。テーマパークに行けるようになったのが後押ししているようです。
群馬県は草津温泉がウイルスを不活性化するのに有効という報道があり、2021年から人気が復活。社員旅行で行きたい行き先2021年は第6位、2022年は第7位でした。
【2022年】国内社員旅行で人気の行き先ランキングベスト5
それでは、2022年に人気があった行き先ベスト5で、どんな旅行プランを希望しているのか。旅費相場、旅行日数などもチェックしていきましょう。
第1位 沖縄県 16.6%

国内社員旅行の行き先に「沖縄」を選んだ会社や職場は全体の16.6%とダントツでした。石垣島2.2%や宮古島2%を合わせると2割に上ります。
石垣島はLCCが直行便を飛ばしているので、アクセスしやすくなりましたね。沖縄に何度も行っているというグループなら、石垣島も魅力的。
石垣島からフェリーで竹富島や西表島へ日帰り観光も楽しめるのでおすすめです。
プランへの具体的な要望見てみると、観光・BBQ・ゴルフがトップ3で、原則自由行動が多い様子。また、ゴルフ・観光・マリンスポーツや体験プログラムなどのアクティビティをグループごとに楽しめるようにという要望も目立ちました。
今回特にビーチBBQが多かったのは、やはりコロナ禍を意識した要望だったのかもしれません。
ちなみに沖縄社員旅行の予算平均は「63,000円」、希望旅行日数の平均は「2泊3日」でした。
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第2位 北海道 7.8%

国内社員旅行の行き先に「北海道」を選んだ会社や職場は全体の7.8%でした。プランへの具体的な要望を見てみると、観光もしくは宴会を希望する職場がそれぞれ約30.9%と全体の約6割強が希望。
その他は体験プログラム希望が最も多く、スキーや温泉、ゴルフなどがリクエストとしてあがっていました。
また、まったくの自由行動やグループ行動を希望する人は、沖縄ほどは多くなく、全体の14.8%でした。コロナ禍で忘年会など宴会を自粛してきた関係で、社員旅行兼忘年会という団体が多かったようです。
北海道ならではのリクエストとしては、「夜景観賞」「スキー・スノーボード」「ジンギスカン」「乗馬」が上がっています。
北海道社員旅行の予算平均は「63,000円」、希望旅行日数の平均は「2泊3日」でした。ちなみに北海道の場合、北海道内から出発し、忘年会・新年会などを楽しむグループも多く、全体の約20%が該当します。
沖縄出発で沖縄に行くというグループはなんと1グループのみ!沖縄では国内社員旅行で沖縄には行かないというウワサは本当のようです。
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第3位 神奈川県 4.9%

国内社員旅行の行き先に「神奈川県」を選んだ会社や職場は全体の4.9%でした。コロナ禍ということも考慮し、首都圏にある会社が比較的近くて気分転換が図れそうなところとして希望。
4割ぐらいが観光・慰安目的で、6割ぐらいが会社の研修や会議目的。温泉に宿泊して、夜は宴会やBBQなどを希望していました。
行き先としては定番の箱根が最も多く、江ノ島やかまくらを希望するグループもありました。神奈川社員旅行の予算平均は「28,000円」、希望旅行日数の平均は「1泊2日」となっています。
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第4位 静岡県 4.7%

国内社員旅行の行き先に「静岡県」を選んだ会社や職場は全体の4.7%でした。こちらは関東エリアが最も多く、ついで東海エリア、関西エリアの職場・団体となっています。
行き先希望で最も多いのは宴会や温泉、その他観光、体験プログラム、BBQなどが要望にあがっていました。
静岡社員旅行の予算平均は「43,000円」、希望旅行日数の平均は「1泊2日」。例年よりも予算が高めで、久しぶりの社員旅行なので少し贅沢にということでしょうか。
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第5位 東京都 3.3%

国内社員旅行の行き先に「東京県」を選んだ会社や職場は全体の3.3%でした。こちらは都内の職場・団体が約56%。
最も多かったのが東京ディズニーリゾート(場所は千葉になりますが・・・)。会議や研修を兼ねてや総会、表彰式を兼ねてイベントを企画したいという要望もありました。
東京社員旅行の予算平均は「37000円」と例年よりも高め、希望旅行日数の平均は「1泊2日」でした。
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【2023年】国内社員旅行で注目したい行き先ベスト3
過去3年間の行き先変動を編集部がチェック!2023年に注目したい行き先ベスト3は以下の3か所になります。
大河ドラマの舞台&ジブリパークオープンで盛り上がる愛知県へ社員旅行

NHK大河ドラマ「どうする家康」が好調です。家康の出身地である愛知県岡崎市には大河ドラマ館が2023年1月オープン。
岡﨑城や大樹寺、滝山寺・滝山東照宮など家康公ゆかりの地があり、社員旅行で訪れるにはタイムリーな行き先です。
また、2022年11月には愛・地球博記念公園内に待望の「ジブリパーク」がオープン。2023年には「もののけの里」「魔女の谷」がオープンするとあって、注目が高まっていますね。
お子様連れの職場旅行などにはもってこいの行き先といえるでしょう。貸切バスを利用するとアクセスも楽なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
2023年も引き続き沖縄・石垣島へ社員旅行がおススメ

主要都市からの直行便が増えてアクセス便利になった石垣島。そこを拠点にフェリーを使えば、竹富島や西表島、小浜島まで日帰り観光も簡単です。
人数が少ない場合は、バケーションレンタルなどで貸別荘ステイもおすすめ。コロナ禍でも安心して楽しめますね。
家族連れの職場旅行、長寿のお祝いで家族旅行にも魅力的。絶景スポット巡りやマリンスポーツ、ハイキング、テーマパーク、グルメなど過ごし方はいろいろあります。
参加者の顔ぶれに合わせてぴったりなプランを提案してもらいましょう。
≫【沖縄・石垣島】赤ちゃんや小さなお子様連れご家族旅行におすすめのモデルコース
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≫【沖縄・石垣島】大自然×アート好きグループにおすすめの大人旅モデルコース
鹿児島と沖縄の間にある与論島へ社員旅行!

ハワイやグアム、プーケットなどビーチリゾートは社員旅行で人気の行き先。ようやく行き来がしやすくなりつつありますが、このところの円安や物価高で旅費が高い傾向にあります。
国内のビーチリゾートを代表する沖縄は大人気ですが、与論島は鹿児島県と沖縄県の間にあり、穴場のビーチリゾートとしてぜひ検討してほしい行き先。アクティブな観光目的の場合はあまり向いていないかもしれませんが、美しいビーチでのんびりしたいグループにはおすすめです。
ゴルフコースは9ホールの「ヨロンシーサイドゴルフ」のみ。パークゴルフ場も「タツミパークゴルフヨロン」1か所となっています。
与論島へのアクセスは鹿児島・奄美大島・沖縄から飛行機が毎日就航。鹿児島高炉が那覇・本部港から与論港の間を、阪神高炉が那覇港から与論港を結んでいます。
少しアクセスは不便ですが、美しい星空やエコツアー、ウェルネスプログラムなど、日頃のストレスや疲れを完全にリセットするには最適な行き先ですよ。
【2023年】海外社員旅行はワクチン接種済なら問題なく渡航OK
海外社員旅行で常に人気ベスト5を占めてきた国は、グアム・台湾・韓国・ハワイ・タイ・プーケット。

※希望の行き先で「第1位」を選んだもののみを集計(2か所以上で迷ってるを除く)
2023年3月現在、各人気の行き先の渡航条件についてご紹介していきます。
海外社員旅行で人気No.1のグアムは日本からの入国歓迎

新型コロナウイルスワクチン2回以上摂取済(18歳以上)であれば特に検疫は不要です。また、3回以上摂取済であれば、帰国時の陰性証明書の提出も免除。
17歳以下も陰性証明書の提出は不要ですが、18歳以上でワクチン未接種もしくは1回摂取のみの場合、入国自体が原則不可となっているのでご注意ください。
帰国時のファストトラックにはVisit Japan Web登録が必要ですので、事前に準備を。この他、細かい注意点などは旅行会社とよく相談し、抜けのないようにしっかり準備しておきましょう。
海外社員旅行で行きたい第2位の台湾は2023年2月から外出時の抗原検査不要に

長く観光目的の渡航が禁止されていた台湾ですが、ついに「ウィズコロナ」へ方向転換。2022年9月末からビザ不要で観光渡航が再開され、2023年3月1日(水)から、台湾到着時に空港で行われていた抗原検査キットの配布は終了しています。
7日間の自主健康管理は必要なものの、症状がなければ空港からホテルまでの移動に公共交通機関の利用もOKとなりました。ただし、外出時のマスク着用は義務付けられていますので、お出かけの際はマスクを忘れずに。
帰国の条件はワクチン3回以上摂取、Visit Japan Webへの登録があれば、帰国前の陰性検査証明証は不要。
福岡からは日帰りも可能!人気No.3の韓国は、「K-ETA」取得でビザ免除に

入国にビザ申請が必要となり、一時大混乱を極めた韓国旅行ですが、現在は、「K-ETA(韓国電子渡航認証)」を取得すれば、短期間の観光旅行はビザなしでOKとなりました。
入国時には、検疫情報事前入力システムのキューコード(Q-CODE)も登録必要です。
帰国時には他の海外旅行同様、新型コロナウイルスワクチン3回以上摂取であれば、韓国出国前のPCR検査(陰性証明提出)不要。「Visit Japan Web」の登録を忘れずに。
グループ旅行・家族旅行で絶大な人気を誇るハワイは物価高の影響を受けています

ビーチリゾートとして大人気のハワイ。ハワイ側からは日本からの入国を歓迎していたものの、日本側の入国制限があったために、なかなか渡航が叶わない状況でした。
日本からハワイへの渡航は新型コロナウイルスワクチン2回以上摂取、宣誓書の提出、ESTA(電子渡航認証システム)の登録があればOK。
帰国時には「Visit Japan Web」の登録、海外渡航用新型コロナウイルスワクチン接種証明書(3回以上)があれば問題ありません。
ただ、円安と物価高の影響を受け、旅費はもちろん、現地での食費や交通費などが高騰しています。予算には十分の余裕をもって旅行を計画するようにしましょう。
タイ・プーケットはワクチン接種の有無、PCR検査ともに不要

タイへの入国は現在、ワクチン接種の有無・PCR検査等の陰性証明は不要です。ただ、日本に帰国する際に、ワクチン接種3回以上でない場合は出国72時間前以内のPCR検査陰性証明などが必要なのでご注意を。
タイは比較的物価上昇は抑えられているようですが、プーケット島は世界的にみても人気のビーチリゾート。物価上昇の影響は避けられません。
プーケット島希望の場合は、予算を多めに見ておきましょう。
タイ・プーケット島社員旅行のプラン・料金一括見積りはこちら≫
※各地の新型コロナウイルス感染状況は常に変化しています。最新ニュースは各国大使館や外務省、厚生労働省のホームページを参考になさってください。
【2023年】手頃な日帰り社員旅行は引き続き人気

比較的新型コロナウイルス感染拡大は抑えられているとはいえ、リモートワークを続ける企業も多いため、社員同士の交流する機会は激減。
コミュニケーション不足を痛感している会社や職場も多いのではないでしょうか。大人数で飲食することについて特に規制はありませんが、以前のように宴会をする職場はまだまだというところ。
2022年は近場への日帰り社員旅行・職場旅行が多かったようですが、今年も引き続きその傾向は続くと考えられます。貸切バスをチャーターすることで、不特定多数の方と接触するリスクを抑えることができますし、バス車内での飲食も解禁されましたので大いに楽しめそうですね。
外でBBQを楽しんだり、新型コロナウイルス感染対策がしっかりしたお店などで食事をするなど、工夫することは可能。いくつかの小グループに分かれて行動すれば観光やアクティビティもできちゃいますよ。ぜひ旅行会社に相談してみましょう。
【2023年】社員旅行に行きたくない社員向けにおすすめのテーマ
ここ数年、「社員旅行に行きたくない」という若手社員が増えています。「団体行動は苦手」「休みの日まで会社の人と一緒にいたくない」「宴会芸やお酌を強要されたくない」などなど。
理由は様々ですが、社員旅行にはチーム力を強化して、コミュニケーションを活性化する重要な役割も。単なる慰安目的の社員旅行ではなく、チーム力を高める、生活に役立つ、社会へ貢献するなど、参加する意義のあるテーマで実施することで「社員旅行アレルギー」を払拭しましょう。
最近注目を集めてる「防災意識向上」「ヘルスツーリズム」「エコツーリズム」について紹介します。
防災意識を高め、チームの絆を深める「防災運動会」

最近注目を集めているのが防災運動会。普通の運動会には拒絶反応を示してしまう若手社員ですが、防災についての知識が学べ、かつ、レクリエーション要素も満載なところが人気のヒミツです。
会社にいる間に震災が起きた場合や出退勤中で起きた場合など、さまざまなシチュエーションを想定してどのように行動すべきかをチームで考えます。
一般社団法人防災安全協会では、起震車体験や災害食グランプリ、防災ビンゴゲーム、防災マップ作り、防災科学ショーなど、さまざまなイベントの企画を提案。災害時に役立つ知識や手作り品などの体験も可能です。
また、株式会社IKUSAではチームビルディングに役立つ防災運動会のプログラムを提供。防災を5つのフェーズに分け、事前準備・災害発生直後・災害発生後72時間から3ヶ月までの避難生活など、それぞれのフェーズに応じた競技を体験できます。
防災運動会はオンラインでの開催も可能なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
コロナ禍でニーズが高まる「ヘルスツーリズム」「ウェルネスツーリズム」「リトリート」

ヘルスツーリズムとは、旅行を楽しみつつ、健康づくりや増進が図れるプログラムを盛り込んだ旅のこと。健康チェックやメンタルヘルスチェック、温泉療法、森林セラピー、ヨガ、ハイキングなどの運動プログラム、デトックスや断食などの食事療法など、さまざまなアプローチがあります。
企業としても従業員の健康を守るための取組みとして有益ですし、参加者にとっても健康であることの大切さを学べるよい機会。単なる慰安目的ではなく、健康管理を目的とした社員旅行として注目を集めています。
心身をリセットして自分と向き合う時間を楽しむということで「リトリート」プランを充実させているところも増えました。メンタルヘルスよりの旅行を「ウェルネスツーリズム」として、人気が急上昇中。
デジタルデトックスやチームビルディング、ネイチャーガイド、焚火リトリートなど、さまざまなプログラムがありますので、企業・職場ごとのニーズに合わせたプログラムを提案してもらってはいかがでしょうか。
企業として取り組むSDGsを推進する「エコツーリズム」

世界的なトレンドとしてSDGsに取り組む企業が増えています。海外に比べ日本では立ち遅れていることから、大手企業で取り組み強化が始まっています。
観光業界でも、SDGs達成に向けた取り組みが始まっており、アメニティやペットボトルを廃止するなどゴミ軽減に取り組むホテルが増えてきました。
また、エコツーリズム・サステナブルツーリズムへの取組みとして、手付かずの自然を満喫するツアーや自然と人との共存に触れられるツアー、環境教育を盛り込んだツアーなど、さまざまな取り組みが各地で始まっています。
社員の意識改革を含め、エコツーリズムはこれから重要な旅の視点となっていくことでしょう。
具体的な行き先やプランは旅行会社が提案してくれます。「こんなテーマで社員旅行を実施したい」という狙いや目的を告げて、ぴったりなオリジナル旅行を実現しましょう。
国内社員旅行の予算をリサーチ&2023年予測
2022年は全体的に予算額がアップ!2021年度は2万円以下、10万円以下、3万円以下の順に多かったのですが、2022年度は10万円以下が20%から30%に!
海外旅行に行けなかった分の予算をそのまま国内旅行へ適用している企業・職場が多かったようです。近場の行き先を選んだグループも比較的多めの予算で贅沢な旅を楽しむという傾向がみられました。

ちなみに日帰り旅行の予算平均は「14,920円」と昨年よりも3,920円もアップしていました。
社員旅行はどんなプランが好評だった?
アンケートの中身をチェックしたところ、バラエティ豊富な企画が満載!その中の面白そうなプランをいくつかご紹介しましょう。
【富山県・石川県・京都府】北海道出発で2泊3日社員旅行

前回は沖縄で有名施設(首里城、美ら海水族館、ひめゆりの塔など)を周るスタンダードな旅を企画しました。
今年はちょっと趣向を変えて、富山県の黒部ダムを見学し、その日は金沢に滞在。翌日は京都舞鶴にある海軍施設の見学と周遊旅をお願いしました。現地では貸切バスを借りて移動したので、スムーズに回れてよかったです。
【岐阜県・愛知県】海外からの社員旅行3泊4日旅行

「弊社でお取引のある海外のお客様が日本で社員旅行をされるということになり、旅行プランと見積りをお願いしました」
名古屋のセントレア国際空港で来日されるので、初日は名古屋宿泊。2日目から岐阜県高山市へ移動し、関連会社の工場見学、ショールームへご案内しました。
3日目は名古屋へ戻り、弊社のオフィスなどを見学するという日程です。宴会やパーティなども含め、つつがなく催行できてよかったです。
【山形県】貸切バスで行く2泊3日の職場旅行

「忘年会を兼ねて、銀山温泉へ2泊3日の旅行を計画。ついでに山形周辺の観光地などを巡るプランを提案してもらいました。
こたつ船で最上峡下り、酒造巡り、体を動かせるアクティビティなどこちらの希望に沿った提案をいただき、ありがとうございました。」
コロナ禍でお酒を飲む機会が減ってしまっており、久しぶりの実施ということで豪華食事や風情ある温泉旅館への宿泊など、心行くまで楽しまれたそうです。
山形県の社員旅行プランはこちらも参考に≫
【沖縄県】家族連れ職場旅行で沖縄へ

「職場旅行で子どもを含め、11名のグループで沖縄旅行を楽しみました。美浜アメリカンビレッジ内にあるホテルに宿泊。
みんなで塩作りしたり、紅芋タルト作りをするなど、体験プログラムを盛り込んだプランはみんなから好評でした。
まだ、宮古島へ行ったことがないので、今年はぜひ宮古島旅行に行こうと計画中です。」
宮古島は羽田から宮古空港までJAL、ANAが直行便を運航。スカイマーク航空が羽田空港と神戸空港から下地島空港へ直行便を就航しています。
また、ジェットスターが成田から下地島空港へ週3便、直行便があるそうです。意外に身近になってきましたね。沖縄・那覇経由便を利用して本島との周遊旅行もおすすめです。
沖縄県の社員旅行プランはこちらも参考に≫
【新潟、他】台湾から日本への社員旅行

「台湾から日本への社員旅行を毎年実施しています。今まで出かけてよかったのは、新潟県の寺泊や清津峡を訪れるプラン、長野県の上高地に泊まるプラン、栃木県で鬼怒川ライン下り、福島県の大内宿や五色沼を訪れるプランなどが思い出に残っています。
今年はまだどこに行こうか迷っており、旅行会社におすすめの行き先を尋ねているところです。佐渡島にあるたらい舟に乗ってみたいですし、日本の自然が楽しめる川下りは興味があります。」
愛知県の社員旅行プランはこちらも参考に≫
社員旅行の幹事を任されたら、迷わず「団体旅行ナビ」でプロに相談!

「団体旅行ナビ」は、社員旅行専門のプロが無料で相談に乗ってくれる便利サービス。お近くの窓口を簡単に検索できて、条件にピッタリな旅行プランをまとめて取り寄せできます。
初めての幹事でどうしたらいいかわからない。前年の担当者さんがスーパー幹事だったんでプレッシャーを感じているなどなど。いろんな不安や悩み、要望を旅行会社にどんどんぶつけてみてください。
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