
社員旅行専門の旅行会社が全国から大集結!
2022年の社員旅行、みんなどこへ行く?過去の傾向をもとに分析!

社員旅行を希望している幹事さんはどんなところに出かけたいのでしょうか。また、どんな社員旅行を希望しているのでしょう?
「団体旅行ナビ」編集部では2021年1月~12月の1年間のデータを調査し、今どき社員旅行の傾向を探ってみました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2019年から観光や遊行を目的とした海外旅行に出かけることが難しくなりました。ほとんどが国内旅行を希望しています。
泊まりで社員旅行を嫌う傾向はあるものの、会社の周年記念や研修、組織力UPを目的とした社員旅行や社内イベントはじりじりと増加している様子。事務局へも「社員旅行は苦手という社員が多いのでプランの相談をしたい」という問い合わせが多かった年でもありました。
宿泊プランの場合は自由行動を増やす、屋形船やクルーズなどの非日常を演出するなど、「社員旅行アレルギー」を解消する工夫を求めている傾向がうかがえました。

社員旅行に出発する曜日を見ると金曜、土曜、月曜の順に多くなっています。社員旅行の実施予定月は以下の通り。

12月出発の予定で見積り依頼が多くなった背景には、新型コロナウイルス感染者数が10月頃から落ち着いていたことが上げられるかもしれません。
年末年始の忘年会やスキー・スノボー旅行を兼ねてなど計画する団体が多かったようです。
国内社員旅行で行きたい場所は「沖縄」「北海道」のツートップが強し
国内社員旅行で行き先に悩む幹事さん、減少傾向にあるようです。2016年は全体の24%、2017年は28%、2018年は22.83%、2019年は30%と増加しましたが、2021年は19%。
コロナ禍ということもあり、できるだけリスクを避けつつ、リラックスして過ごせそうなところを検討ということでしょうか。
具体的な行き先(第1希望)を選んでいるケースは以下の通りでした。

「沖縄」「北海道」が人気の理由としては、通常ならグアムやハワイなどのビーチリゾートや台湾・韓国などへ出かけていたグループが、行き先を国内に変更したのが要因の様子。また、過去に人気だった行き先「東京都」「京都府」は圏外となり、感染者数が多い都道府県を目的地にするのは控えた様子です。
その反面、ここ数年ランク外となっていた群馬県・栃木県がランクウイン。特に群馬県は草津温泉がウイルスを不活性化するのに有効という報道もあり、大人気に!社員旅行で行きたい行き先第6位と順位を伸ばしました。
【2021年】国内社員旅行で人気の行き先ランキングベスト5
それでは、2021年に人気があった行き先ベスト5で、どんな旅行プランを希望しているのか。旅費相場、旅行日数などもチェックしていきましょう。
第1位 沖縄県 18.6%

国内社員旅行の行き先に「沖縄」を選んだ会社や職場は全体の18.6%とダントツでした。石垣島や宮古島を合わせると2割に上ります。
石垣島はLCCが直行便を飛ばしているので、アクセスしやすくなりましね。沖縄に何度も行っているというグループなら、石垣島も魅力的。
石垣島からフェリーで竹富島や西表島へ日帰り観光も楽しめるのでおすすめです。
プランへの具体的な要望見てみると、観光・BBQ・ゴルフがトップ3で、原則自由行動が多い様子。また、ゴルフ・観光・マリンスポーツや体験プログラムなどのアクティビティをグループごとに楽しめるようにという要望も目立ちました。
今回特にビーチBBQが多かったのは、やはりコロナ禍を意識した要望だったのかもしれません。
ちなみに沖縄社員旅行の予算平均は「60,000円」、希望旅行日数の平均は「2泊3日」でした。
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第2位 北海道 9.4%

国内社員旅行の行き先に「北海道」を選んだ会社や職場は全体の9.4%でした。プランへの具体的な要望を見てみると、約33.3%は観光を希望、その他はスキーや温泉、ゴルフ、なんらかの体験プログラムを盛り込んで欲しいというリクエスト。
また、まったくの自由行動やグループ行動を希望する人は、沖縄ほどは多くなく、全体の13.3%でした。コロナ禍でリモートワークのため、おいしいものをみんなで食べたいという意見も目立ったのが印象的。
北海道ならではのリクエストとしては、「カヌーや乗馬などを楽しむ」「スキー・スノーボード」「蟹が食べたい」が上がっています。
北海道社員旅行の予算平均は「57,000円」、希望旅行日数の平均は「2泊3日」でした。ちなみに北海道の場合、北海道内から出発し、忘年会・新年会などを楽しむグループも多く、全体の約21%が該当します。
沖縄出発で沖縄に行くというグループはなんと1グループのみ!沖縄では国内社員旅行で沖縄には行かないというウワサは本当のようです。
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第3位 神奈川県 4.2%

国内社員旅行の行き先に「神奈川県」を選んだ会社や職場は全体の4.2%でした。コロナ禍ということも考慮し、首都圏にある会社が比較的近くて気分転換が図れそうなところとして希望。
4割ぐらいが観光・慰安目的で、6割ぐらいが会社の研修や会議目的。温泉に宿泊して、夜は宴会やBBQなどを希望していました。
行き先としては定番の箱根以外に、湯河原、小田原、葉山が要望として上がり、比較的都心から近い熱海や伊東温泉もOKというグループも。
神奈川社員旅行の予算平均は「26,000円」、希望旅行日数の平均は「1泊2日」。年末年始の忘年会・新年会を兼ねて12月~1月に実施というのも目立ちました。
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第3位 兵庫県 4.2%

国内社員旅行の行き先に「兵庫県」を選んだ会社や職場は神奈川県と同じ、全体の4.2%でした。こちらも兵庫県の団体がほとんどで、関西から近い行き先を選んでいる傾向にあります。
行き先希望の約3割は城崎温泉を希望、その他ネスタリゾート神戸、有馬温泉などが要望に上がっていました。
兵庫県の場合も年末年始にかけて忘年会・新年会希望が多く、カニ目当てで城崎温泉というグループも多かったのが印象的です。
静岡社員旅行の予算平均は「20,000円」、希望旅行日数の平均は「1泊2日」でした。
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第5位 静岡県 3.9%

国内社員旅行の行き先に「静岡県」を選んだ会社や職場は全体の3.9%でした。こちらも東京・神奈川の団体が多く、年末年始にかけての忘年会・新年会を兼ねてが多かった様子。
会議や研修を兼ねてや年度末報告会を兼ねてイベントを企画したいという要望もありました。
静岡社員旅行の予算平均は「23,000円」、希望旅行日数の平均は「1泊2日」でした。
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【2022年】国内社員旅行で注目したい行き先ベスト3
過去3年間の行き先変動を編集部がチェック!2022年に注目したい行き先ベスト3は以下の3か所になります。
草津温泉が箱根温泉を抜いて人気!群馬県へ社員旅行

株式会社リクルートの『じゃらんリサーチセンター』が行った温泉地利用に関するアンケート、「全国人気温泉地ランキング」 で2021年に箱根温泉を破り、草津温泉が第1位を獲得し、話題を集めました。
草津温泉水が新型コロナウイルスを不活性化する効果があると群馬大学が実証したことや、新名所である「裏草津」に漫画図書ギャラリーやカフェがオープンするなどで注目され、メディアなどでも連日取材が殺到するなど、人気急上昇中です。
かく言う団体旅行ナビ編集部の女子チームでも日帰りバス旅行で草津温泉を訪問。おおいに楽しんできましたよ!
貸切バスを利用するとアクセスも楽なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
主要都市からの直行便が増えますます人気に!沖縄・石垣島へ社員旅行

沖縄人気が高まる中、直行便が増えてますます便利になった石垣島もおすすめの行き先。しかも石垣島からフェリーを使えば、竹富島や西表島まで日帰り観光も可能です!
人数が少ない場合は、バケーションレンタルなどで貸別荘ステイもおすすめ。コロナ禍でも安心して楽しめますね。
家族連れの職場旅行、長寿のお祝いで家族旅行にも魅力的。絶景スポット巡りやマリンスポーツ、ハイキング、テーマパーク、グルメなど過ごし方はいろいろあります。
参加者の顔ぶれに合わせてぴったりなプランを提案してもらいましょう。
第2のビーチリゾートとして注目を集める鹿児島県・奄美大島へ社員旅行

ハワイやグアム、プーケットなどビーチリゾートは社員旅行で人気の行き先。でも、コロナ禍でなかなか海外は厳しい状況が続いています。国内のビーチリゾートを代表する沖縄は大人気ですが、奄美大島も鹿児島県と沖縄県の間にあり、穴場のビーチリゾートとして注目が集まっている様子。
羽田からはJALが、成田・大阪・関西国際空港からはピーチアビエーション、福岡空港からは日本エアコミューター、那覇から琉球エアコミューターの直行便が飛んでいます。また、鹿児島経由・沖縄経由の移動も可能。
沖縄にも負けない美しいビーチや映えスポット、東洋のガラパゴスと呼ばれる原生林やカヌーで訪れるマングローブ林など、魅力的な観光地となっています。
【2022年】渡航可能な国は?海外社員旅行はいつから行ける?
海外社員旅行で常に人気ベスト5を占めてきた国は、グアム・台湾・韓国・ハワイ・タイ・プーケットでした。

※希望の行き先で「第1位」を選んだもののみを集計(2か所以上で迷ってるを除く)
しかしながら、新型コロナウイルスの感染状況は予断を許さず、感染者数も刻々と変化しています。海外旅行に行ってみたいけど、いつから行けそうなのでしょうか。また、海外からの観光客を受け入れている国はあるのでしょうか。
2022年3月現在、条件をクリアすれば、渡航可能な国についてまとめてご紹介します(ただし、最新の情報や詳細は各関係機関のHPをご確認の上で渡航を検討するようにしましょう)。
海外社員旅行で人気No.1のグアムは日本からの入国可能

グアム入国に必要な条件は以下の通りです。
- ワクチン接種証明書
- 出発 1日以内のPCR検査もしくは、抗原検査の陰性証明書
- 最大10日間の強制隔離が必要
- アメリカ食品医薬品局(FDA)及び世界保健機関(WHO)が承認する新型コロナウイルスワクチンのワクチン完全接種者は、ワクチン接種記録等、写真付き身分証明書及び宣誓書を入国時に提出した場合は、隔離措置が免除
- PCR検査の陰性証明書(出発前3日以内)または抗原検査の陰性証明書(出発前1日以内)及び写真付き身分証明書を提示した場合は、隔離措置が免除
グアム島内での新型コロナウイルス感染症の拡大状況は、4段階のパンデミック警戒レベル、最高警戒レベルから3番目の状態とのこと。公衆衛生緊急事態宣言は2022年4月2日まで延長(2022年2月28日現在)。
入国もそうですが、グアムから日本へ戻った際も空港からの公共交通機関での移動に制限があり、空港での検査や誓約書の提出などさまざまな手続きがあります。グアムに行くことは可能ですが、隔離期間等も含め、1か月近く余裕がないと厳しそうですね。
海外社員旅行で行きたい第2位の台湾は渡航禁止中

海外社員旅行で「台湾」は人気の行き先ですが、残念ながら2022年3月時点ではまだ渡航禁止となっています。ただし、徐々に「ウィズコロナ」への転換も進めつつあり、早ければ2022年下半期から海外旅行を開放するというニュースも。
2022年3月7日時点で、台湾での新型コロナウイルス新規感染者は2名と落ち着いており、国内での観光需要は回復傾向にあるといいます。まだ自由に行き来とはいきそうにないですが、今後の動向に注目しましょう。
福岡からは日帰りも可能!人気No.3の韓国は、観光目的の入国は禁止

現在観光目的で韓国へ渡航することは禁止されています。ビジネス目的の渡航は条件をクリアした場合のみ許可。また、2020年3月9日以降に新たに発行された韓国ビザがないと入国不可です。
2022年3月9日現在、韓国内では新型コロナウイルス感染者数が急増中。ビジネス目的としても渡航するタイミングとしては厳しい状況となっています。
グループ旅行・家族旅行で絶大な人気を誇るハワイは入国可能で、日本側の入国制限規制も緩和

ビーチリゾートとして大人気のハワイ。ハワイ側からは日本からの入国を歓迎していたものの、日本側の入国制限があったために、なかなか渡航が叶わない状況でした。
しかし、2022年3月1日から日本の水際対策が大幅に緩和。ハワイを含むアメリカからの帰国に関し、ワクチン接種を3度済ませていれば自宅で7日間の待機が不要に。
また、ワクチン3度目未接種でも最短3日間で自主待機を終了可能となったのです。
また、海外から帰国した際「公共交通機関の利用」が出来ませんでしたが、これも以下の条件をクリアできれば解除。
- 空港で陰性結果を受けて24時間以内に自宅、もしくは自宅に準じた待機場所へ移動できる。
- 立寄りはせずに最短距離の移動として使用すること。
2022年3月9日現在、ハワイでは感染者数が大幅に減少し、ピークアウトを迎えているとのこと。3度目のワクチン接種を完了していれば、ハワイ旅行も夢ではありませんね。
ハワイへの渡航で必要なのは以下の準備。
- ワクチン接種証明書の取得(12月20日にマイナンバーカード取得済の人を対象としたアプリあり)
- 入国時に出発1日以内のPCR検査等で陰性証明提出が必要
- ESTA取得(ビザ免除プログラム)
- ハワイから日本に帰国する際も出国前検査証明書が必要(ハワイでPCR検査を受ける)
なかなかのハードルですが、ハワイにどうしても行きたくてうずうずしていた方にとっては嬉しいお知らせ。体調管理に気を付けておでかけください。
タイ・プーケットは「サンドボックスプログラム」を利用すればスムーズに入国可能

タイへ入国する際、新型コロナウイルスワクチン接種済みの外国人観光客は、隔離措置が免除され、対象エリアを自由に旅行できるというタイ政府が試験的に開始したのが「サンドボックスプログラム」。プーケット島は最初のモデル都市に選ばれました。
「サンドボックスプログラム」は、渡航前にタイランドパスへの登録、ワクチン接種証明書、航空券の手配、SHA Extra+またはAQホテルの予約、海外旅行保険への加入を済ませることが必要です。
この他、入国時にRT-PCR検査を受け、ホテルへ直接移動しテスト結果を待つこと。滞在期間が7日間以上の場合、滞在時に2回目の検査を受ける必要があるなど、さまざまな条件があります。
日本へ帰国する際には、出国前72時間以内の陰性証明書、質問票の事前登録などが必要となるのでご注意ください。
2022年3月9日現在、タイ・プーケット島内では新型コロナウイルス感染者数が急増中。渡航する際は慎重に検討する必要があります。
タイ・プーケット島社員旅行のプラン・料金一括見積りはこちら≫
※各地の新型コロナウイルス感染状況は常に変化しています。最新ニュースは各国大使館や外務省、厚生労働省のホームページを参考になさってください。
【2022年】社員旅行を実施するならまずは日帰り旅行がおすすめ!

新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るい、なかなか思うように外出が出来ない日々が続いています。いろいろな企業でリモートワークを導入し、感染リスクを抑える努力をしていますが、社員同士の交流する機会は激減。
コミュニケーション不足を痛感している会社や職場も多いのではないでしょうか。かといって、大勢で飲食するのはちょっと不安と感じている会社も多いことでしょう。
まずは近場へ日帰りで社員旅行・職場旅行を実施してみませんか?貸切バスをチャーターすることで、不特定多数の方と接触するリスクを抑えることができます。
外でBBQを楽しんだり、新型コロナウイルス感染対策がしっかりしたお店などで食事をすれなど、工夫することは可能。いくつかの小グループに分かれて行動すれば観光やアクティビティもできちゃいますよ。ぜひ旅行会社に相談してみましょう。
【2022年】社員旅行に行きたくない社員向けにおすすめのテーマ
ここ数年、「社員旅行に行きたくない」という若手社員が増えています。「団体行動は苦手」「休みの日まで会社の人と一緒にいたくない」「宴会芸やお酌を強要されたくない」などなど。
理由は様々ですが、社員旅行にはチーム力を強化して、コミュニケーションを活性化する重要な役割も。単なる慰安目的の社員旅行ではなく、チーム力を高める、生活に役立つ、社会へ貢献するなど、参加する意義のあるテーマで実施することで「社員旅行アレルギー」を払拭しましょう。
最近注目を集めてる「防災意識向上」「ヘルスツーリズム」「エコツーリズム」について紹介します。
防災意識を高め、チームの絆を深める「防災運動会」

最近注目を集めているのが防災運動会。普通の運動会には拒絶反応を示してしまう若手社員ですが、防災についての知識が学べ、かつ、レクリエーション要素も満載なところが人気のヒミツです。
会社にいる間に震災が起きた場合や出退勤中で起きた場合など、さまざまなシチュエーションを想定してどのように行動すべきかをチームで考えます。
一般社団法人防災安全協会では、起震車体験や災害食グランプリ、防災ビンゴゲーム、防災マップ作り、防災科学ショーなど、さまざまなイベントの企画を提案。災害時に役立つ知識や手作り品などの体験も可能です。
また、株式会社IKUSAではチームビルディングに役立つ防災運動会のプログラムを提供。防災を5つのフェーズに分け、事前準備・災害発生直後・災害発生後72時間から3ヶ月までの避難生活など、それぞれのフェーズに応じた競技を体験できます。
防災運動会はオンラインでの開催も可能なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
コロナ禍でニーズが高まる「ヘルスツーリズム」

ヘルスツーリズムとは、旅行を楽しみつつ、健康づくりや増進が図れるプログラムを盛り込んだ旅のこと。健康チェックやメンタルヘルスチェック、温泉療法、森林セラピー、ヨガ、ハイキングなどの運動プログラム、デトックスや断食などの食事療法など、さまざまなアプローチがあります。
企業としても従業員の健康を守るための取組みとして有益ですし、参加者にとっても健康であることの大切さを学べるよい機会。単なる慰安目的ではなく、健康管理を目的とした社員旅行として注目を集めています。
企業として取り組むSDGsを推進する「エコツーリズム」

世界的なトレンドとしてSDGsに取り組む企業が増えています。海外に比べ日本では立ち遅れていることから、大手企業で取り組み強化が始まっています。
観光業界でも、SDGs達成に向けた取り組みが始まっており、アメニティやペットボトルを廃止するなどゴミ軽減に取り組むホテルが増えてきました。
また、エコツーリズム・サステナブルツーリズムへの取組みとして、手付かずの自然を満喫するツアーや自然と人との共存に触れられるツアー、環境教育を盛り込んだツアーなど、さまざまな取り組みが各地で始まっています。
社員の意識改革を含め、エコツーリズムはこれから重要な旅の視点となっていくことでしょう。
具体的な行き先やプランは旅行会社が提案してくれます。「こんなテーマで社員旅行を実施したい」という狙いや目的を告げて、ぴったりなオリジナル旅行を実現しましょう。
国内社員旅行の予算をリサーチ&2022年予測
2021年は沖縄・北海道がダントツ人気。それがそのまま予算の傾向にあらわれています。近場の行き先を選んだグループは2万~3万円ぐらいで、沖縄・北海道を選んだグループが5万~10万円以下の予算というところのようです。

この予算額の傾向はここ数年変わっていないので、2022年も同様に推移していくと思われます。
ちなみに日帰り旅行の予算平均は「11,000円」でした。
社員旅行はどんなプランが好評だった?
アンケートの中身をチェックしたところ、なかなかユニークな企画が満載!その中の面白そうなプランをいくつかご紹介しましょう。
[神奈川県]小田原城でコスプレ

「会社の社員旅行で箱根へ行きました。社内イベントとして小田原城でコスプレを体験!なかなか盛り上がりました」
小田原城では甲冑、打掛、忍者衣装の貸し出しをしており、小田原城をバックに記念撮影ができます。普通に観光して帰るよりも楽しめますね。
神奈川県の社員旅行旅行プランはこちらも参考に≫
箱根社員旅行プラン!チームビルディング~宴会コース≫
[福岡県]無人島でアクティビティ

「福岡の能古島はフェリーで約10分程度でアクセスできます。海に浮かぶトランポリンやビーチバーベキューをして楽しみました」
無人島で手軽なレジャーが楽しめるスポットが増えています。東京から近いのが猿島、城ケ島。本格的なサバイバル経験も可能で、チームビルディングに人気がある無人島もあります。
福岡県の社員旅行プランはこちらも参考に≫
会社で、サークル仲間で無人島丸ごとレンタルしちゃおう!長崎・田島へ≫
[群馬県]軽井沢で氷上ワカサギ釣り

「照月湖で氷上ワカサギ釣りを楽しみました。1日30人限定・完全予約制なので、のんびり楽しめてよかったです」
氷上ワカサギ釣りは、長野県の松原湖や群馬県嬬恋村のバラギ湖、高崎市の榛名湖、北海道の阿寒湖・網走湖などでも可能です。
関西には氷上でできるところがありません。桟橋からも釣れる滋賀県の余呉湖、奈良県の布目湖、兵庫県の東条湖など、いくつかありますので、リクエストしてみましょう。
群馬県の社員旅行プランはこちらも参考に≫
社員旅行のアクティビティに迷ったらコレ!群馬で「氷上ワカサギ釣り」≫
[岐阜県]食品サンプルづくりが好評

「岐阜県の下呂温泉に泊った際、郡上八幡で食品サンプルづくり体験を楽しみました。社員旅行は毎年実施していますが、そば打ちや梅干しづくり、お茶摘み、陶芸など、その土地ならではの体験プランが好評でした」
福井県鯖江市では、めがねづくりが体験できる「めがねミュージアム」がありますし、沖縄には「コーヒー豆の収穫」体験ができる農園も!普段できな体験プログラムをぜひ提案してもらいましょう。
[愛知県]明治村でリアル人生ゲーム

「西浦温泉に宿泊して、犬山城や明治村、徳川美術館などを観光しました。明治村では団体限定でリアル人生ゲームに挑戦。チームごとに仮想通貨をたくさん獲得したものが勝ちという内容です。とても盛り上がりました」
ゲーム系のイベントはチームビルディングに人気で、リアル脱出ゲームやサバイバルゲームなど、社員旅行向けのプログラムもあります。体を使うものや、頭を使うものなどいろんなタイプがありますので、ぜひ、相談してみましょう。
社員旅行の幹事を任されたら、迷わず「団体旅行ナビ」でプロに相談!

「団体旅行ナビ」は、社員旅行専門のプロが無料で相談に乗ってくれる便利サービス。お近くの窓口を簡単に検索できて、条件にピッタリな旅行プランをまとめて取り寄せできます。
初めての幹事でどうしたらいいかわからない。前年の担当者さんがスーパー幹事だったんでプレッシャーを感じているなどなど。いろんな不安や悩み、要望を旅行会社にどんどんぶつけてみてください。
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