学校向けのチームビルディングプログラム誕生

コロナ禍で学校教育の場が劇的に変化しています。オンライン授業を取り入れる、校外活動が制限されるなど、同級生とのコミュニケーション機会が少なくなっていると感じていませんか?

他者を理解し、多様性を受け入れ、お互いの価値観を尊重する。頭ではわかっていても具体的にどのように取り組み、学んでいったらいいかわからない。それは企業や職場だけではなく、学校の教育現場でも同じ悩みを感じているのではないでしょうか。

今回は、企業・団体向けにチームビルディングプログラムを提供してきた「チームビルディングジャパン」に取材。小中高大学生向けに開発されたチームビルディングプログラムについてご紹介したいと思います。

企業・団体職員・自治体向けのチームビルディングプログラムはこちら≫

「チームビルディング」とはどのような研修プログラム?仲間との関係性をより良いものにするのが目的

チームビルディングとは

チームビルディング(=Team Building)を直訳すれば「チームを構築する」という意味。さまざまな考えや価値観を持つ人たちが集まり、一つのチームを構成して働く、一緒に何かを達成するという場面はよくあります。

そんな時にメンバー1人ひとりがベストなパフォーマンスを発揮し、高い目的を達成するには、お互いをよく理解し、それぞれのスキルや能力・経験に応じた役割分担なども重要になります。

チームビルディングは、個々のスキルや能力・経験を最大限に発揮し、目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みのこと。ゲームや研修、ワークショックなどを通じて、よりよい関係性を築いていくこと目的にしています。

いじめや不登校、SNS問題など、「チームビルディング」が学校教育の場でも有効な理由

これまでチームビルディングの手法を使った研修プログラムは、主に企業や団体職員など、人材開発・リーダーシップ研修などで取り入れられ、活用されてきました。

社員・職員同士のコミュニケーションを活性化し、強い組織をつくるチームワークの向上に役立つ内容で、社員研修や社員旅行のアクティビティとして人気があります。

SNSでコミュニケーションが完了しがち

しかし、教育の現場でも同級生同士のトラブルやいじめなど、相互理解が足らない故の問題が起きています。SNSやインターネットでのやりとりが増え、LINEやチャットで話をするのが日常となり、「電話で話をするのが怖い」というお子さんも。

コロナ禍で給食を食べるのも「黙食」という中で、誰かと向き合い、関わり合い、お互いの考え方や価値観の違いについて自然に学ぶのはかなり難しいことでしょう。

そこでチームビルディングジャパンでは、今まで会社や団体の組織づくりで活用されてきたプログラムを学校向けに開発。小学生から大学生までレベルに合った内容で、学校内や近隣の公共施設などでも簡単に実施できるものになっています。

チームビルディングジャパンが提供する「学校向けチームビルディング」の特徴とは?

人とは違うと頭ではわかっていても、自分と異なる考え方や価値観を持つ人たちと理解し合い、協力するのは大人でも難しいこと。

チームビルディングプログラムを実施することで、子どもたちが「人と違ってよいこと」「考え方や価値観が違う人同士でどうやって協力しあうことができるか」について体験として学べます。

研修プログラムは屋内・屋外どちらでも実施可能

学校の教室や敷地内、体育館やグラウンド、近隣にある公園、公共施設での実施に対応可能

時間調節や難易度の調節が可能

対象者(小学生・中学生・大学生など)に合わせて難易度を変更可能。プログラム実施時間も2時間程度、半日で、1日かけてなど要望に合わせた調節もできます。

より深く学ぶ、コミュニケーションを高めることが可能

アクティビティを楽しむだけではなく、じっくり時間をかけてお互いの考え方・価値観の違いを話し合うことができます。自分にとっては当たり前でも、他の人にとってはそうではないということを知り、人との関わり方を学ぶ良いきっかけに。

チームビルディングジャパンの「学校向けチームビルディング」タイムテーブル例

以下、小学生向けと大学生向けのプログラム例を紹介します。大学ではゼミやサークルで実施してもいいですね。新入生が入ったタイミングで行うのもおすすめです。

小学生向けのチームビルディングとは

■小学生向けプログラム例(難易度:やさしい)
・初めて多様性や他社理解について学んでみたい
・いろいろな人とコミュニケーションを取りたい

10:00導入・アイスブレーカー(20分)
10:20アクティビティ(1)あなたはどっち?(30分)
10:50アクティビティ(2)私のトリセツシート(30分)
11:20アクティビティ(3)なかまを探せ!(30分)
11:50クロージング・全体での振り返り(10分
12:20終了
大学生向けのチームビルディングとは

■大学生向けプログラム例(難易度:やや難しい)
・時間をかけて深く多様性や他社理解を学びたい
・話し合いやコミュニケーションの時間を大切にしたい

13:00導入・アイスブレーカー(30分)
13:30アクティビティ(1)あなたはどっち?難易度Ⅰ(30分)
14:00リフレクション(20分)
14:20アクティビティ(2)なかまを探せ!(30分)
14:50アクティビティ(3)こんにちはミパロン人さん(45分)
15:35リフレクション(30分)
16:05アクティビティ(4)あなたはどっち?難易度Ⅱ(40分)
16:45クロージング・全体での振り返り(15分)
17:00終了

実施アクティビティの内容紹介

タイムテーブルで出てきたアクティビティの内容をダイジェストにお伝えします。

「あなたはどっち?」

1.会場の真ん中にロープを置く
2.「5分の遅刻は揺るせる?許せない」などの2択で答えられる質問に対し、ロープの左右に分かれて回答

それぞれその答えを選んだ理由を数名ずつに回答してもらいます。2択の質問からそれぞれの好みや傾向、価値観の違いなど楽しく知り、学べる内容です。

「なかまを探せ!」

1.ビンゴシートに書かれたお題「自分の好きな食べ物」「おすすめの場所」「好きな動物」などの回答を書き込む
2.制限時間内に共通点があるなかまを探し、ビンゴシートにその共通点と相手の名前を書き込む
3.数字の代わりに参加者の名前を読み上げ、たくさんの人とコミュニケーションを取り、ビンゴがそろうことを目指す

これまでと違う形で、同級生の新しい一面を発見できるアクティビティです。

「わたしのトリセツシート」

1.事前に各自、私のトリセツ(取扱説明書)シートを記入
2.3~4人のグループに分かれ、自分の得意分野、コミュニケーションスタイルなどを共有

トリセツを通してメンバーの人となりを知ることができる他、物事の取り組み方やコミュニケーション方法などを知ることができるアクティビティです。

「こんにちはミパロン人さん」

1.ある文化圏からやってきたミパロン人に対し、Yes/Noでしか答えられない質問をし、その文化の特徴を探る
2.最終的に自分たちの当たり前とは異なる習慣や常識があることを学ぶ

他者との違いをどう受け入れるかを学べるアクティビティです。

チームビルディングジャパンが提供する「学校向けチームビルディング」のおすすめポイントまとめ

チームビルディングプログラムは、いじめや不登校の問題だけではなく、運動会や文化祭、部活動など、チームで協力し合い、目標に向かって何かを成し遂げようと思った時に役立つ研修プログラムだということが理解できたのではないでしょうか。

子どもたちはもちろん、教師である先生たちも一緒にチャレンジするのもおすすめ。

学校や学年ごと、地域性などに合わせて最適なプログラムを提供してくれるチームビルディングジャパン。ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

校外学習や修学旅行、教育旅行、合宿、学童保育の遠足、子ども会活動などと組み合わせて実施することもできますよ。

■取材協力

チームビルディングジャパン

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