
東京へ日帰り旅行を楽しむならどこに行きますか?銀座三越「アートアクアリウム美術館 GINZA」で2025年11月28日(金)から特別企画「 Flower Aquarium Gala ~金魚と花の彩展~ 」がスタートしています。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」は様々な種類の金魚が優美に泳ぐ水槽作品を光・音・香りで演出したアート作品が楽しめるスポット。2022年5月に日本橋から銀座三越内へ移転開業し、2025年には来館者数が1,300万人を超える(2007年から2025年10月までの累計来場者数)など、注目のスポットに。
2024年より海外イベント、2025年より国内イベントを再開し、日本各地、また海外のお客様にもアートアクアリウムの幻想的な世界観を身近に楽しんでもらえる機会を増やしています。

2025年11月からの企画展では、日本を代表するフラワーブランド2社との特別コラボレーションを実現。創業150年を超えるフラワー業界の最大手「日比谷花壇」と、SNSで話題の“jumbo flower”を展開する「ALL GOOD FLOWERS」が、金魚が泳ぐ幻想的な空間に、ブランドの個性と創造性を融合させた「金魚×花の世界」をつくり上げてます。
金魚×光・音・香の没入型エンターテインメントアート、冬の季節を鮮やかに彩る、“花と金魚の共演”を取材してきましたので、見どころをご紹介していきましょう。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」冬の特別企画展「 Flower Aquarium Gala ~金魚と花の彩展~ 」
「アートアクアリウム美術館 GINZA」では2025年11月28日(金)~2026年2月25日(水)の会期で、人々が花に託した「美・想い・変化・季節」を表現した演出でより情緒のあるアプローチの金魚鑑賞と没入体験を存分に楽しえます。
それぞれの見どころをダイジェストでご紹介していきましょう。
手毬リウム

美術館の入口から続く廊下は日本の伝統的な遊具である手毬をモチーフにした展示エリア。多彩な糸で織りあげた手毬の紋様と、その中を優美に泳ぐ金魚たちが迎えてくれます。

壁に十八の手毬が踊るように飾られ、この先の展示への期待感が膨らむ演出です。
障子リウム

室内から庭園の季節の移り変わりを楽しめる雪見障子をモチーフにした作品。京都大徳寺、塔頭弧篷庵の茶室「忘筌席」にある、下吹き抜け障子に着想を得て仕立てたそうです。
障子に写る外の様子が季節ごとに変化していくのも楽しみ。
金魚の石庭【隈研吾氏コラボレーション作品】

障子リウムのお向かいには隈研吾さんがデザインした「金魚の石庭」が広がっています。「石庭」は日本庭園から水、花、樹木などを限りなく削ぎ落とし、岩や石のみで構成されたお庭のこと。
アートアクアリウム美術館では、その“石”を金魚が泳ぐ水の塊(水槽)で表現。そこに波のように流れる竹のインスタレーションが融合することで唯一無二の「石庭」が誕生していました。

石に見立てた水槽同士を、らせん状に取り巻くしなやかな竹で空間に流動性とリズムが生まれています。幅の細い平竹と透明アクリル板に偏光フィルムを施すことで、観る角度や光の変化によって多様な表情を引き出し、金魚の姿が水中で光を受けて揺らめくことで次々と異なる光景が紡ぎだされるなど、いつまで眺めていても飽きることがありません。
日本の伝統的な金魚鑑賞文化と現代的な素材表現を融合させた、隈さんらしい大胆かつ、優美なインスタレーションアートでした。
新金魚品評

背の低い四角い水槽がずらりと並ぶ「新金魚品評」。金魚を上から見て鑑賞する「上見(うわみ)」ができます。
今季のテーマは『金魚の花手水』。

花手水のように水中花が金魚を彩るという趣向の展示になっています。

上から見ても横からみても、さまざまな花の表情と愛くるしい金魚の優美な姿が楽しめる展示となっています。

花が少なくなる冬だからこそ、四季彩豊でボリュームはる花々を大胆に使い、金魚たちとともに”生命力にあふれた冬のアート空間”を見事に作り上げていました。
花の中を踊るように泳ぐ金魚の美しさをお楽しみください。
NEO花魁『大輪の花宴』

アートアクアリウム美術館を代表する大型水槽作品。“花魁”と名付けた巨大金魚鉢を、鮮やかな光で美しい色彩を表現するネオンアートで華やかに演出しています。

今季はALL GOOD FLOWERSによる演出。SNSで話題のジャンボポピーを大胆に使用し、遊び心と迫力ある花装飾が魅力となっています。
金魚の可憐な姿に、花のボリュームと色彩が加わり、非日常の華やかな“映え空間”とぜひ一緒に記念撮影を。
金魚の参道『花小路(はなこみち)』

金魚が泳ぐ水槽を神社の鳥居に見立てて、参道を表現したエリア。光・音・香が融合したインスタレーションで、異界へと誘うような神秘的な空間です。
今季は列柱の水槽にたくさんの花々が飾られ、一層華やかさを増しています。奥へ奥へと進むとそこには…!?
金魚の参道【金魚の湧泉】

参道を抜けると金魚が優雅に泳ぐ泉が登場します。
金魚の水槽にはスモークを演出して涼し気に。中央には、様々な色彩に輝く光の塊(ミラーボール)が泡立つように立ち上り、美しく空間を照らし出していました。
金魚の滝『氷雪の花』

続いてご紹介するのが「金魚の滝」と「金魚の石灯籠」です。波うちながら重層的に連なる水の壁を、静かに水が流れ落ちる演出。
「金魚の石灯篭」は御影石を使った灯籠の火袋部分に水槽をはめ込み、その中を金魚が優美に泳ぐ仕掛けです。

氷柱と雪の花により雪化粧された金魚の滝は、金魚そのものが氷中花のように映え、冷たくも華やかな風景を描きだしています。そして、このエリア、とても良い香りがします!
冷たく静かな氷雪の滝の中を泳ぐ金魚たちの幻想的な景色とともに香りの演出も満喫できました。
金魚の回廊『移ろいの華 ephemeral bloom』

金魚が泳ぐ列柱が立ち並ぶエリア。和柄で装飾された台の上からのぞき込むと、下方向への空間的広がりも見ることができます。
寺社建築に見られる回廊を表現した空間型の作品です。

こちらのエリアを手がけたのは花と緑のプロ・日比谷花壇。花々の繊細な色使いと構成美が、アートアクアリウムの世界観に見事に融合した展示に。
金魚の泳ぎとともに、様々な花が混在する非現実空間が楽しめます。
金魚蒐集(しゅうしゅう)『移ろいの季節』

普段、なかなか目にすることがない珍しい品種を中心に、種類ごとにアートギャラリーのような展示を行っている「金魚蒐集」。ちょうど「金魚の回廊」奥に丸い水槽がぽっかりと浮かび上がるような、印象的な演出が施されていました。
今季は4つの水槽に春夏秋冬それぞれの花の風景をコレクション。金魚泳ぐ水槽作品が“移ろいの季節”を表現しています。

水槽1つひとつが1枚の絵のようでもあり、金魚の動きとともに刻々と変化する動的な表現がとても新鮮です。BGMや水音などと相まって没入感が高まりました。
九谷金魚品評

日本の伝統工芸である九谷焼で制作された金魚品評。「金魚品評」とは丹精込めて育てた金魚を出品し、金魚界のNo.1を決める大会です。
九谷焼は360年の歴史を誇る石川県の伝統工芸品。日本を代表する色絵陶磁器で、五彩(緑・黄・紫・紺青・赤)を中心とした優美で華やかな色彩がいつの時代も私たちの心を捉えて離しません。
アートアクアリムの家紋が描かれた陶器の中を優雅に泳ぐ金魚もまた、動く絵付のようで素敵でした。
花魁花舞(HANAMAI)『花の箱庭』【假屋崎省吾氏コラボレーション作品】

“花魁”水槽がずらりと並ぶ空間を、多彩な花々で埋め尽くすように飾った目にもあでやかな空間。天井から吊り下がる花が圧巻です。
金魚×花の風情が織りなす、ここだけの“花景色”が広がります。冬に咲くことのない花たちが、水と光、そして金魚の命によって美しく息づく演出は華道家・假屋崎省吾さんが手がけたエレガントでゴージャスなもの。
金魚を主役に据えながら、花との調和によって生まれる鮮やかな世界観を体感できる展示です。まるでお花の迷路に迷い込んだような幻想的な空間となっていました。
猪目(いのめ)リウム『五彩金魚』

日本古来から使われている図柄の一つ「猪目」。ハート型の文様は猪の目の形に似ていることからそう呼ばれているとか。
猪の目には魔除けや厄除けの力があるといわれ、また火伏の神様のお使いであり、福を招くともいわれています。古くから神社仏閣の建築装飾として随所に使われてきました。

今季は、極楽を思わせる金魚と花の景色が広がります。鮮やかな花々の間を優雅に舞い泳ぐ金魚たちの姿をゆったりと楽しめました。
天空リウム

天空に咲き誇る空想の花々を表現し、花咲く水槽が連なる幻想世界を表現した作品。たくさんの花々が重なり合う中を金魚たちがゆったりと泳ぐダイナミックな展示となっています。
燈籠が飾られているエリアに新フォトスポット

幻想的な写真が撮れるアートアクアリウム。各展示エリアでもおススメのフォトスポットが足元にマーク表示されています。
今季は出口近くに飾られている燈籠エリアにもフォトスポットが登場していました。ALL GOOD FLOWERSの大きなお花や大きな金魚を使って、ベストショットを撮影してみてはいかがでしょうか。
歌川国芳コレクション

この他、グローバルに活躍するトップクリエーターのアートアクアリウムをモチーフにした作品を展示。また、金魚と鯉が描かれている歌川国芳コレクションも楽しむことができますよ。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」でお土産探しも楽しい

「アートアクアリウム美術館 GINZA」を訪れた記念にお土産をいかがでしょうか。日本を代表する老舗店「鶴屋吉信」「上野風月堂」「銀座 菊廼舎」などとのコラボ商品もあります。
この他、オリジナルTシャツや金魚モチーフアクセサリー、ペーパークラフトなどここだけのオリジナル金魚グッズなどがずらり。自分へのお土産はもちろん、社員旅行のお土産にもきっと喜ばれるはずです。
日本の伝統美や江戸時代から続く金魚鑑賞の文化を融合した、極上の癒し空間が広がる「アートアクアリウム美術館 GINZA」。五感全てに働きかけるような展示なので、実際に訪れてみないとその魅力をダイレクトに感じられないかもしれません。
ゆったりと館内を巡っていくと次第に疲れやストレスが無くなって、とてもリラックスできました。銀座へお買い物のついでにでもいいですし、東京への日帰り旅行の立ち寄り先にぜひいかがでしょうか。
冬の企画展は2026年2月25日(水)までの期間限定です。四季折々の展示やタイアップ企画なども随時開催されますので、お出かけの際は公式ホームページやInstagramをチェックですよ。
■取材協力
Information
アートアクアリウム美術館 GINZA
営業時間:10時~19時、休館日は銀座三越に準ずる
※メンテナンス等で不定期に休館する場合があります。
入館料:中学生以上2,700円(Web限定入場券なら2,500円)、小学生以下は大人1名に付き2名まで無料
※21名以上の団体は割引あり、要予約
※館内貸切もOK。企業の発表会やイベント、撮影ロケなどで利用可能。
住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越新館8階(入口は9階)
問合せ先:03-3528-6721
▼関連記事
≫国内社員旅行プラン・行き先選びのポイント
≫社員旅行もっと詳しく
≫日帰り社員旅行もっと詳しく
≫1泊2日社員旅行もっと詳しく
≫東京日帰り社員旅行のおすすめプラン≫
≫東京の団体・グループ旅行プランについてもっと詳しく≫
東京への日帰り団体旅行なら「団体旅行ナビ」にお任せください


社員旅行や家族同伴の職場旅行、貸切バスを利用した日帰り旅行などにぴったりなオリジナルプランをプロが提案します。東京だけではなく関東エリア周遊プランもOK。
もちろん行き先が決まってなくても旅行会社イチオシの行き先を提案してくれますよ。
プラン・お見積りはWebから24時間まとめてお取り寄せOK!どうぞお気軽にご利用ください。
「団体旅行ナビ」無料一括見積りの流れ
-

- Webからは24時間受付、空いている時間に依頼OK!

-

- 各旅行会社からプラン・見積りが届きます。

-

- 気に入ったプランを提案してくれた旅行会社と契約!







