
2019年3月16日、埼玉県飯能市に注目のテーマパーク「ムーミンバレーパーク」が誕生。フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出したムーミンの物語の世界を追体験することができる施設として注目を集めてきました。
そして、このたび2021年12月10日(金)に「Well Being(心もからだも心地よい状態が継続すること)」をテーマにリニューアル。ますます魅力的な施設に生まれ変わりました。
幼稚園や小学校の遠足、家族旅行、サークル・ゼミ旅行、そして卒業旅行に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
「ムーミンバレーパーク」がある飯能市ってどんなとこ?
飯能市は宮沢湖や豊かな緑に囲まれ、ムーミン谷のイメージにピッタリなところ。
それを裏付けるのがパーク設立前からある、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」です。木々に囲まれ小川流れる公園がムーミン谷に似ていると、以前から話題になっていました。

空気が美味しく、本当に気持ちが良いところなんです。そんな自然あふれる飯能市に誕生したのが「ムーミンバレーパーク」。
オープン以来、ムーミンファンはもちろんのこと、北欧の自然と共生しながら暮らす魅力的でおしゃれなライフスタイルへの憧れとも相まって、小さなお子様から大人まで夢中になるスポットとして注目を集めてきました。
そしてこの度、さらに心温まる場所として「Well-Being」をテーマにリニューアル。作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランド、そして自然を通してのんびりでき、心とからだが笑顔になれる新しいパークの魅力を徹底的にお伝えします。
物語の世界観を表現!4つのエリアに分かれているムーミンバレーパーク
ムーミンバレーパークは以下の通り、大きく4つのエリアに分かれています。
- はじまりの入り江エリア
- ムーミン谷エリア
- コケムスエリア
- おさびし山エリア
それでは、それぞれのエリアご紹介とおすすめポイントを詳しく見ていきましょう。
1.はじまりの入り江エリア
ムーミンバレーパークの物語の世界へといざなうのが「はじまりの入り江エリア」。本をモチーフにしたウエルカムゲートをくぐればそこはもう、ムーミンたちが暮らす特別な場所ですよ。
まずはムーミン谷への入り口「ウェルカムゲート」で記念撮影

トーベ・ヤンソンが描いたムーミンたちの物語。その本をモチーフにしたウエルカムゲートは、記念写真を撮るのにぴったりです。
お気に入りのキャラクターとぜひ一緒に、物語の始まりをここからスタートさせましょう。
冒険へのはじまりを楽しめる「レットゥラ ラウンジ」

以前あった「パンケーキレストラン」が「レットゥラ ラウンジ」として生まれ変わりました。
ここではムーミンバレーパークの始まりの場所にあるレストラン。自然あふれる宮沢湖をのんびり眺めながら、思い思いの時間が過ごせます。
暖かくなったら、テラス席で宮沢湖を眺めながらくつろぐのもよし。小さなお子様連れはもちろん、リフレッシュしたい大人の方も、思い思いに過ごせる魅力的なスポットとなっています。
ムーミンパークで楽しむグッズを手に入れよう「はじまりの店」

ムーミンバレーパークの世界観にひたれるさまざまなグッズを取りそろえているはじまりの店。もちろん、帰り際にお土産を探すのにもおすすめの品揃えです。
2.ムーミン谷エリア
劇場やアトラクション施設が集まったムーミン谷エリア。ショーが行われるエンマの劇場やムーミン屋敷、物語を体験できるアトラクション施設があります。
楽しいライブイベントが見られる「エンマの劇場」

ムーミン谷を舞台にしたライブエンターテイメントが1日2回行われている「エンマの劇場」。エンマは『ムーミン谷の夏まつり』に登場する人物で、ムーミン一家が洪水から逃れ、移り住んだ劇場の持ち主です。
劇場では毎年新しいテーマのパフォーマンスが開催され、ムーミン一家、スノークのおじょうさん、スナフキン、スニフ、リトルミイなど、ムーミン谷のお馴染みのキャラクターたちが歌やダンスで会場を盛り上げます。
ショーの中でムーミンとその仲間たちが踊るダンスを覚えて、ゲストも一緒に楽しめるコーナーもあり!
あのムーミン屋敷が等身大に!「ムーミン屋敷」

ムーミンパパが設計し、自分で建てたムーミン屋敷。原作者であるトーベ・ヤンソンが残した図面や、友人たちと手がけたジオラマの要素を取り入れながら再現しています。
ムーミン屋敷内にはさまざまな仕掛けが隠されており、ムーミンたちの物語の追体験が楽しめるのが魅力。ムーミン一家の生活を身近に感じることができます。
体感型アトラクション「海のオーケストラ号」

発明家のフレドリクソンが作った「海のオーケストラ号」に乗って冒険する、体感モーフィングシアターです。ムーミンパパの若き日の冒険が体験できます。映像だけではない臨場感を楽しんでください。
リトルミイの可愛さにノックアウト「リトルミイのプレイスポット」

リトルミイが活躍する参加型シアターです。リトルミイのいたずらを一緒に楽しんでください。
またエリア内には、リトルミイグッズを集めた「リトルミイの店」も!ここでしか手に入らないものもあるので、要チェックですね。
3.コケムスエリア
“コケムス”とはフィンランド語で体験のこと。作者トーベ・ヤンソンの人生やムーミンの作品の世界観などを見る・触れる・聴くなどの体験を通じて感じられるエリアになっています。
物語の世界に迷い込んだようなフォトスポットも満載でパーク必見スポット。またパーク限定のグッズを購入できるショップやカフェも併設されています。
3階建ての体験型展示施設「コケムス」

コケムスは日本で初めてのムーミンの常設展スペース。小説や絵本の世界の紹介、8m超のムーミン谷の巨大ジオラマ、フィンランドのヘルシンキ・アート・ミュージアムからのアート作品など、多彩な展示で訪れる人を飽きさせません。
1階にはキャラクター達が隠れている壁面のアートの他、トーベの姪、ソフィアからのウエルカムムービーが楽しめます。

まずは3階に登り、ジオラマを使ったムーミン谷へと足を勧めましょう。ジオラマではムーミン谷の自然を表現。見るだけではなく、モランの心を溶かしたり、ニョロニョロを発電させたりと、インタラクティブで参加型の展示が点在しているのでお子様も大喜びです。
また、3階にある「ムーミン谷のあそびのひろば」はお天気に関わらず楽しく遊べるエリア。

ムーミンの物語に登場するシーンをモチーフにした「海のオーケストラ号のボールプール」「ムーミン谷の空のトラック」「イマジネーションプレイグラウンド」「モランのコロコロホイール」など、子どもたちの好奇心を刺激する演出が人気となっています。
2階には映像スペースとギャラリー展示。常設展の他、企画展も開催されるので、訪れるたびに違うムーミンの世界を感じることができます。
「コケムス」2階に「ライブラリー カフェ」が誕生

以前2階にあった「ショップ&カフェ」は、ムーミン関連の書籍を手に取って楽しめる「ライブラリー カフェ」へと生まれ変わりました。
ムーミン関連以外にも、フィンランドに関する書籍も充実。フィンランドの図書館のようにボードゲームも楽しめます。
「コケムス」2階のワークショップが「キッズスペース」へ

子どもたちが本を読んだり、おもちゃで遊ぶことができるキッズスペース。以前はムーミン谷の売店にあったものが、コケムス2階へお引越ししました。
小さなお子様向けの木製のおもちゃ、ソフトブロック、絵本などを用意。絵本の読み聞かせなどのワークショップも開催予定で、ムーミンの世界観を通して遊びながら学べる場所となっています。
コケムス1階「ムーミン谷の売店」で限定グッズを手に入れよう

コケムス1階にある「ムーミン谷の売店」は、ムーミンバレーパーク内で1番広く、売り場面積・商品数も世界最大級となるお店。お菓子や文具、Tシャツなど、ここでしか手に入らない限定グッズも!
コケムス1階「ムーミン谷の食堂」で北欧のローカル料理を楽しもう

ムーミン谷の夜のパーティーをコンセプトにしたレストラン。北欧の家庭料理や伝統的なお菓子、特産品を使ったお料理が楽しめます。
お子様の大好物を詰め込んだ「キッズミールセット」も大好評です。オリジナルデザインのスーベニアプレートと何度でもエプロンがついてくるので持ち帰り、おうちでもムーミンバレーパーク気分を味わえますよ。
4.おさびし山エリア
最後にご紹介するのが冒険と思索の山「おさびし山エリア」。小説に登場する“しずかなのが好きなヘムレンさん”のストーリーをモチーフにしたアスレチックや、お絵かきが楽しめる「きのこの黒板」など、豊かな自然の中でアクティブに楽しめるエリアとなっています。
可愛いアスレチック施設「ヘムレンさんの遊園地」

6〜12歳を対象にしたヘムレンさんの遊園地。吊り橋やツリーハウスが設えられた、アスレチック施設です。
可愛い形をした遊具で、子どもたちがのびのびと楽しめるようになっています。
ヘムレンさんの遊園地の中には「きのこ黒板」が設置され、チョークを使って自由にお絵かきを楽しむことも。また、フィンランド発祥のスポーツ“モルック”キットも貸し出してくれますよ。
ムーミンパパが家族と共に移住した「灯台」やスナフキンの「テント」を再現

小説『ムーミンパパ海へ行く』の中で、家族から頼りにされていないと感じたムーミンパパが、新しい生活を始めようと家族と共に移住する灯台をモチーフにした建物です。
中には、ムーミン屋敷での生活が恋しく思うムーミンママが描いた絵も残されています。日が沈むと、灯台に明かりが灯り、趣のある表情を楽しむことができます。
また、自由をこよなく愛するスナフキンのテントもエリアの奥に再現。

暖かい季節、ムーミン谷の川辺にテントを張り、暮らすスナフキンが大切にしているハーモニカ―を吹いたり、ギターをかき鳴らす姿が目に浮かぶようですね。
湖の上を滑空「飛行おにのジップラインアドベンチャー」

土日祝日のみ運営している往復約400mの湖面を滑空するアトラクション「飛行おにのジップラインアドベンチャー」です。ムーミンの原作小説『たのしいムーミン一家』に登場する、不思議な力を持った魔法つかい“飛行おに”を題材にしています。
“飛行おに”になった気分で、スリル満点の滑空を楽しんでみてはいかがでしょうか。小学校3年生以上で身長が120cm以上あれば子どもでも体験可能です。
ムーミンバレーパークの2021年リニューアルで、ムーミンたちとの遭遇率がアップ!

実は以前は、ムーミンたちに会える機会が少なかったのですが、今回のリニューアルで遭遇率がアップ。園内のいろいろな場所で、ムーミンと仲間たちに触れ合うチャンスが増えました。
新しいムーミンバレーパークでは、ムーミンたちをもっと身近に感じることができますよ。
「ムーミンバレーパーク」の料金体系がより分かりやすく“1デーパス”のみに統一
以前は入園チケットと1デーパスの2種類でしたが、リニューアル後は1デーパスに統一。入園チケットを購入し、アトラクションごとに支払っていた利用料がなくなり、お得に便利になりました。
遠足や家族旅行、学生旅行などで楽しみたいムーミンバレーパーク

ムーミンにはたくさんの仲間がいるように、ムーミンバレーパークもたくさんの仲間と訪れると、さらに楽しい時間が過ごせます。
遠足やサークルでのイベント旅行。子どもも大人も楽しめる施設なので、親子遠足や子ども会旅行などにもぴったりです。
またちょっと奮発するなら、ムーミンバレーパークオフィシャルホテルでの宿泊がオススメです。
ムーミンスペシャルルームへの宿泊や、オフィシャルホテル限定グッズのプレゼントの贈呈、宿泊者しか手に入れられない限定グッズの購入権利など、様々な特典が付いてきます。
「ムーミンバレーバーク」は校外教育や修学旅行、遠足におすすめ
ムーミンバレーパークは「本当はすぐそばにある、気づいていないだけのしあわせ」を五感で感じてもらえる施設。
飯能市の緑豊かな森や宮沢湖の自然の中で、ムーミン作品のテーマである 「多様性」 「寛容性」 「家族」「愛」「友情」「尊敬」を感じ取れるように設計されています。
中でも体験ミュージアム型展示施設「コケムス」では、作者であるトーベ・ヤンソンや北欧フィンランドでの暮らし、食文化、アートなどを総合的に学ぶことができるのがポイント。年齢に合わせた学びのプログラムがいろいろあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
子ども会旅行や家族旅行、お子様連れの職場旅行に
旅行会社(企業、学校も可)を通じて事前予約し、貸切バスで来園する団体の場合、お得な料金が適用されます。
パークに隣接するメイッツァビレッジ内にあるレストラン「ラーゴム」なら、最大100名まで収容可能。北欧料理を中心に洋食、デザート、ソフトドリンク含め約30品目からお好きなものを選べる、ビュッフェスタイルです。
KOKEMUS 3Fにある「ムーミン谷のあそびのひろば」は、幼稚園・保育園団体で平日のみ貸切可。ムーミンに関する豆知識や、英語学習、難易度の高いなぞ解きなどさまざまなプログラムを提供する「ウォークラリー」もあるので、ぜひ検討してみましょう。
団体・グループ旅行をお考えの幹事さん!貸切バス旅行がおすすめ

ムーミンバレーパークは、団体向けに大型バスの駐車スペースも完備(事前予約制)しています。まとまった人数での旅行なら、貸切バスの利用が便利。
どうせなら、ムーミンバレーパークだけでなく近くの見どころスポットや名物グルメを一緒に楽しんでしまいましょう!
観光やホテルの予約など一括で契約を代行してくれるのが「団体旅行ナビ」。既存のツアーと違い、各人に合わせたプランを提案してくれるのが大きな特徴です。
予算や食べたいもの、参加人数を自由に設定して、オリジナルの旅行プランが立てられますよ。興味がわいた方は、ぜひサイトを覗いてみてくださいね。
注目の「ムーミンバレーパーク 」 おすすめポイントまとめ

ゆったりとした時間の流れ。ムーミン谷の仲間たちと一緒にいると、自分も妖精になって飛び回っているように感じます。
こんな場所なら、緊張した心もほぐれ新しい仲間たちともすぐに仲良くなれそうです。
<オススメポイント>
●ムーミンの物語の世界を再現!物語に出てきたあの建物が
●ムーミン谷の仲間たちに会えるライブイベントで、ムーミンたちをもっと近くに
●体感型アトラクションやアスレチックに、大人も子どもも夢中!
●貴重な資料やワークショップで、より深くムーミンたちを知ろう
●ここでしか手に入らない限定品が沢山あるお土産ショップ
●インスタ映えする料理は見た目だけでなく美味しさもGood!
●まるでムーミン谷のような飯能市の自然も忘れずに満喫して
本の中から飛び出したムーミン谷で、楽しい時間を過ごしてください。
施設概要
【住所】埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
【アクセス】西武池袋線 「飯能駅北口」下車、「メッツァ」行き直行バスもしくは、「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バスで「メッツァ」停留所下車
【営業時間】平日10時〜17時、土日祝10時~18時
【入場料】大人(中学生以上)3,600円、子ども(4歳〜小学生)2,200円
※3歳以下無料
※15名以上の団体で割引あり
※アーケードゲーム、ウォークラリーで使用する冊子は別途料金が必要
※オンラインチケット販売中
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