後生掛温泉（秋田県）の団体・グループ旅行プランは「団体旅行ナビ」にお任せ！

後生掛温泉 基本データ

色々な温泉浴が楽しめる、火山が生み出した日本屈指の名湯治場、『後生掛温泉』で自然がもたらす脅威と恵みを感じてみよう！

後生掛温泉情報

後生掛温泉（ごしょがけおんせん）は、秋田県鹿角市、海抜1,000mの十和田八幡平（とわだはちまんたい）国立公園に位置する温泉です。

岩手・秋田の県境の火山、八幡平（はちまんたい）付近には温泉がいくつもあり、「八幡平温泉郷」と呼ばれていますが、『後生掛温泉』はその中の最大の湯治場です。

山の中にしては比較的交通の便がよい、アスピーテライン沿いに湯煙を上げる一軒宿の温泉で、旅館部一棟、湯治部五棟（収容人数200名）からなる日本屈指の温泉です。具合が悪くて馬で来た人が、この温泉のおかげで歩いて帰れるようにまでなったという話から、「馬で来て下駄で帰る後生掛」と言われ、諸病に効果があります。

湯治宿の面影を色濃く残す湯治棟は自炊が基本で、宿舎の床下に蒸気を通して暖める「オンドル構造」になっており、自室で寝ているだけでも湯治効果があります。

お湯はやや熱め、白濁していて肌がつるつるになります。酸性単純硫黄泉で、腰痛や神経痛などに効果があるといわれます。

木製の箱の中に頭部だけ出して入り、蒸気で温まる「箱蒸し風呂」、気泡が肌を美しくする「火山風呂」、全身湿布作用で美肌効果のある「泥風呂」、全身が温まる「神経痛の湯」、自然の蒸気を利用した「サウナ風呂」、マッサージ効果抜群の「打たせ湯」（滝湯）、そして開放的な「露天風呂」と、7つのバラエティ豊かな温泉浴が楽しめます。

日帰り入浴も可能です。源泉は4種類で、足湯も設置されています。

宿の裏側には、泥を吹き上げる墳気口や泥火山などを観察できる「後生掛自然研究路」が設けられています。日本一の大泥火山をはじめ、オナメ・モトメ・大湯沼・紺屋地獄など、生きた火山現象を観察することができます。宿は焼岳の登山口にもなっています。

日本屈指の名湯治場、後生掛温泉の温泉を味わいにぜひお出かけください。