古都奈良の文化財

東大寺、平城京、春日大社、歴史の息吹を感じよう!

古都奈良の文化財は、日本独自の文化が色濃く残る文化遺産です。
710年の平城京から長岡京へ遷都されるまでの文化が根付き、随所に歴史深い建築物や都が建てられています。

文化財としては全部で8ヶ所。
現在でも、奈良県のシンボルとなっている平城京跡や東大寺の正倉院正倉は、当時の華やかな雰囲気を感じとることができます。

また、春日大社では、神道思想が根付いていて、神秘的で自然豊かな光景が見られるほど。
建造物と自然が一体となっていることから、今日、世界遺産として登録されています。
すべての文化財を観て周られる予定の方は、2、3日のスケジュールを空けておきましょう。

[古都奈良の文化財]基本情報

所在地 奈良県奈良市
登録年月日 1998年12月
種類 文化遺産
アクセス方法 京都駅からJR奈良線、近鉄京都線で約35分~45分。
奈良駅(近鉄奈良駅)で下車し、徒歩か奈良交通バスで各地へアクセス。

[古都奈良の文化財]見所を要チェック!

東大寺

東大寺・二月堂からの眺め
東大寺・二月堂からの眺め

東大寺は、高さ約49m、横幅約57mものスケールを持つ大仏殿が有名です。
木造建築物において世界最大の規模を誇っています。
752年に平城京の東に位置することから「東大寺」と名付けられました。

大仏殿のほか、南大門の東大寺総門、鐘楼の梵鐘、天武天皇の遺品が眠っている正倉院の正倉は、国宝にも指定されています。
境内は無料で拝観可能。

春日大社、春日山原始林

春日大社の灯籠

春日大社と言えば、710年からの古い歴史を誇る大社。
本社や宝物殿は華やかな雰囲気を醸し出しています。
道沿いにある石灯籠、回廊の吊灯籠は、趣があってオススメのスポットです。

一方、春日山原始林では、春日山の神を彷彿とさせる石畳(滝坂道)が名所となっています。
道の途中にある、朝日観音の石仏は見もの。
春日大社から春日山原始林までは、タクシーか徒歩で行くことができます。

薬師寺

薬師寺の金堂
(画像提供:ゆだぽんさん

薬師寺は、718年に現在の奈良市内に移された寺院。
東塔は特に美しく、世界的にも評価の高い建造物として有名です。

他にも、金堂の月光菩薩立像、大講堂、西塔、東院堂の聖観音菩薩立像などを約1時間で観て周れます。
唐招提寺、平城京跡からも近いので、是非、あわせて立ち寄ってみましょう。

元興寺

元興寺

元興寺では、行基葺の屋根が美しい本堂で知られています。
興福寺や東大寺からも比較的近く、立ち寄れる距離にあります。

近隣にある、簡素な造りの十輪院、風情ある町並みの奈良町などを巡ることも可能。
約30分程度の短時間で鑑賞して周ることができるのでぜひ立ち寄っていきましょう。

平城京跡

平城京跡公園平城京跡は、710年からの70年間、奈良時代の舞台となった都です。
約120haもの広大な面積を抱えていて、史跡や庭園、資料館などが立ち並んでいます。
中でも、発掘現場を公開した平城宮跡遺構展示館、高さ20mを誇る朱雀門、朱塗りの正殿がある東院庭園、出土品や当時の生活風土を解説してくれる平城京跡資料館は必見。
参観料は無料なので、気軽に足を運んでみましょう。

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