OSK日本歌劇団の魅力を徹底検証

社員旅行では普段体験できないようなことをプランに盛り込みたい、というリクエストが良く寄せられています。例えばミュージカルや落語、宝塚、吉本新喜劇などなど。

個人ではなかなかチケットの取りにくいものもあり、団体鑑賞で旅行会社を通じて手配できるものが人気を呼んでいます。修学旅行やPTAの文化活動などでも舞台鑑賞は人気のプログラムになっていますね。

そこで今回は、関西で宝塚と並んで注目を集める「OSK日本歌劇団」に密着!関東ではあまり知られていないその魅力について迫ってみました。一度観たらハマってしまうかも!?要チェックです。

「OSK日本歌劇団」ってどんな劇団?

OSKとは
舞台製作:松竹株式会社

OSK日本歌劇団は、宝塚歌劇団、松竹歌劇団と並ぶ日本の3大少女歌劇団です。主に関西を中心に活躍しています。

今、このOSKの活躍が熱い!

観光地として人気を博す大阪で、グループ旅行中のアクティビティとして、みんなで楽しめると注目を集めているんです。

まずはOSK日本歌劇団とはどんな舞台集団なのか、その歴史や過去の作品ラインナップなどをご紹介しながら紐解いていきましょう!

「OSK日本歌劇団」その波乱の歴史

OSKの歴史

1922年 松竹合名社(現松竹株式会社)社長の白井松次郎の発案により、「松竹楽劇部」として設立

OSKの設立は宝塚歌劇団(1914年)の少し後。道頓堀に建設中だった劇場・松竹座の舞踏団として始まりました。

団員たちは養成所で厳しいレッスンに積み、バレエやモダンダンス、西洋音楽と日本舞踏を組み合わせた先進的な演目で人気を博しました。

1926年 松竹座開場3周年の記念「第一回 春のおどり」が上演

今やOSKの代名詞とも言える「春のおどり」は、今から90年近くも前から行われていたんです!

1930年(第五回 春のおどり)では、現在のOSKのテーマソング「桜咲く国」(岸本水府作詞)が誕生しました。

1943年 OSKへ名称変更

1934年「松竹歌劇部」から「OSSK」へと名称変更をした松竹楽劇部は、この年OSKへと再び名称を変更します。

この時期は戦争真只中。戦中も、大阪を中心に公演を続け当時の人々を励ましたそうです。

OSK日本歌劇団第1次黄金期の様子
1965年 ソ連文化省の召喚により、日本のレビュー劇団として初のソ連公演

ソ連で行われたショーには、約1万2千人の観衆が詰めかけ、拍手喝采を送りました。この成功を受け、OSKは海外公演にも力を注ぐようになります。

1971年 松竹合名社から近鉄グループの傘下に

近鉄グループの傘下ということで、本拠地も近鉄興行の運営するあやめ池円大劇場へと変わります。

2002年 近鉄のスポンサー契約打ち切りにより「OSK解散の危機」を経験

OSKは一旦は解散の危機に追い込まれたものの、同年すぐに「OSK存続の会」が結成され、再開に向けた努力が続けられました。

2004年 劇団再開の熱意のもと「OSK日本歌劇団」復活!

復活を果たしたOSKは精力的に活動を行い、2004年には大阪松竹座にて「レビュー 春のおどり」を再開。2014年からは東京新橋演舞場での公演も行い、設立100周年へと新たな一歩を踏み出しています。

「OSK日本歌劇団」の名を轟かせた名作をご紹介!!

レビュー春のおどり
舞台製作:松竹株式会社
「レビュー春のおどり」

解散の危機を脱してから公演が再開した大阪松竹座での「レビュー春のおどり」(製作:松竹株式会社)には、OSKの公演の中でも40名を超える劇団員が出演。1部に日舞、2部洋舞とどちらも楽しめる大規模な公演となっています。
※現在では東京、新橋演舞場、京都、南座でも公演が行われています。

「大丸心斎橋劇場・近鉄アート館・銀座博品館劇場公演」

大阪、東京でも300名規模の劇場で年に数回、「巴里のアメリカ人」や「円卓の騎士」「新撰組」など、バラエティに富んだ本格的なミュージカル作品の公演も行なっています。

OSK 「円卓の騎士」
「円卓の騎士」(2018〜2019年)
OSK「新撰組」
「新撰組」(2019年)

間近で迫力ある歌とダンスが楽しめると、人気を博しているんですよ。

「たけふ菊人形公演」

福井県武生市にて毎年秋に開催される「OSKのレビュー公演」で、2019年で40回目を迎えます。

OSKは地域を盛り上げるコンテンツの上演に力を注いでおり、「たけふ菊人形」などの公演を行なっています。

 

「DAIHATSU 心斎橋角座」

2019年1月に新しく誕生した「DAIHATSU 心斎橋角座」では、昼には洋物のレビューショー、夜は外国人観光客に人気の和物のレビューショー「REVUE JAPAN GWISHA & SAMURAI」を開催しています。

「OSK日本歌劇団」の魅力は?注目ポイントは?

武生公演の様子

関西というと宝塚歌劇団を思い浮かべる人が多く、正直、関東圏の人にとってはOSK日本歌劇団の認知度はやや低め。

でも熱心なファンに支えられ、さまざまな存続の危機を乗り越えながら、いまもなおその輝きは失っていません。

OSK日本歌劇団が注目されている主な理由は以下の4つ。

  • 小規模ながらハイレベルな役者たちがそろっている
  • 観光に組み込みやすい上演時間や劇場でのショー
  • バラエティーに富んだ公演(洋物/和物)を用意
  • ファンとの距離が近い(チケットやグッズもリーズナブル)

それではそれぞれの注目ポイントを詳しくみていきましょう。

OSK 日本文化

小規模ながらハイレベルな役者たちがそろっている

OSK日本歌劇団に所属する団員は総勢57名。宝塚の「星組」「月組」といった「組み分け」もありません。そのため、公演ごとにメンバーが入れ替わり、若手が主役を張ることも!

小規模ゆえに若手にも出演のチャンスがあり、劇団内での切磋琢磨が、より質の高いショーに繋がっているようです。団員の実力は皆非常にハイレベルで、宝塚を凌ぐほどと評する方もいらっしゃいます。

また団員一人一人の「一生懸命さ」は、どこの劇団にも負けません。その証拠に、男性ファン比率が高く、外国人ファンも多くいます

観光に組み込みやすく工夫された上演時間や劇場でのショー

OSK日本歌劇団の公演は、バラエティーに富んだ1時間程度のショーがあるので、オプショナルツアーとして組み込みやすくなっています。観光やショッピングと、単調になりやすい社員旅行のプランにメリハリをつけることができるのもポイント。

「今年の社員旅行は大阪に」という幹事さん!ぜひ、OSK日本歌劇団の公演を外さないようにしてくださいね。

OSKの魅力

バラエティーに富んだ公演(洋物/和物)を用意

OSK日本歌劇団の演目は、華やかなレビューショーやミュージカルだけではありません。常に和洋バランスよく取り入れた飽きのこない演目テーマを取り入れています。

また、海外のお客様にもアピールする日舞ショーも開催お客様参加型の舞体験を取り入れるなど、注目を集めています。外国人従業者が増えている企業も多いので、このような体験プログラムはとても盛り上がりますね。

ファンとの距離が近い

観客との距離が近いのも、OSK日本歌劇団の何物にも変えがたい魅力です。団員たちは日々の活動をブログで報告!その親みやすさと、公演で見せる質の高いショーのギャップに、たちまち溶ろけてしまいますよ。

そしてなんといってもチケットやグッズがとってもリーズナブル。足しげく通い詰めるファンが多く、ますます団員との絆も深まる、というわけですね。

「OSK日本歌劇団」注目ポイント

●ロケットと呼ばれるラインダンス。レベルの高さが半端ないと評判です。
●和物のレビュー公演は、外国から訪ねてきたクライアントをお連れするのにぴったりです。
●創立97年を迎えるOSKには、笠置シヅ子さんや京マチ子さんが在籍していました。

社員旅行の日取りが決まったらチェック!「OSK日本歌劇団」の公演情報

各座洋舞公演の様子

OSK日本歌劇団の公演を見ることができるのは、主に関西エリアです。この他に、東京(新橋演舞場、博品館劇場など)でも公演を行うこともありますので、公式ホームページをチェックしてみましょう。

「DAIHATSU 心斎橋角座」

大阪観光でグルメやショッピングが楽しめる人気スポット、心斎橋にある劇場です。「DAIHATSU 心斎橋角座」では毎週火・木、第一・三土曜日に定期的に公演が行われています。

上演は1日3回(14時30分~/17時~/19時30分~)で、時間は45分という手ごろなもの。午後2回の公演は洋物ショー、夜の公演は和物ショーです。

※公演時間や演目は変更になる場合があります。また、舞台の準備の都合上、休演となる場合もあります。公演日時は、公式HPをご確認ください。

修学旅行プラン例

好奇心旺盛な学生にとって、決まりきった観光旅行はもう飽き飽き。学生たちは胸ときめく新たな体験を待ち焦がれています。

そんな学生たちにおすすめしたいのが、OSK日本歌劇団の公演です。
最近ではダンスを授業に取り入れるなど、体を使ったパフォーマンスに親しんでいる学生たち。その舞台を見れば圧巻のパフォーマンスに魅了され、胸の鼓動が高まります。

劇団員たちの一生懸命な姿も、きっと学生たちの心に響くことでしょう。

■修学旅行モデルプラン
ホテル出発==大阪観光==昼食==OSK日本歌劇団を観劇==自由行動(お土産購入など)=ホテル宿泊

≫修学旅行についてはこちらも参考に

社員旅行プラン例

社員旅行の行き先として、大阪は大人気。神戸や京都、奈良などとの周遊が鉄板コースになっています。

公演時間が45分とお手頃なOSK日本歌劇団のショーは、大阪観光とともに気軽に楽しむことが出来ます。場所もアクセス抜群で、観光スポットとして人気が高い心斎橋!

美味しいものを食べて、ショッピングをして、OSK日本歌劇団のショーに魅せられる。普段あまり体験できない観劇を組み込んだ旅行プランは、マンネリ化しがちな社員旅行にオススメです。

■社員旅行モデルプラン
ホテル出発==自由行動(買い物・グルメなど)==夕方からOSK日本歌劇団を観劇==宴会・パーティで親睦を深める=ホテル宿泊

≫日帰り社員旅行として楽しむ場合はこちらも参考に

インセンティブ(招待)やイベントに

夜に開催される「REVUE JAPAN」は和物のレビューショーで、外国の観光客の人たちに人気!海外からのお客様への接待や、留学生との交流イベントなどにもオススメです。

会社の周年記念イベントとしても華やかさをプラス。おめでたい席にふさわしい、プログラムとして検討してみてはいかがでしょうか。

≫インセンティブ(報奨)ツアー・招待旅行についてはこちらも参考に

「OSK日本歌劇団」の魅力まとめ

OSK 団体旅行

  • ハイレベルなショーは圧巻!!非日常体験ができる
  • バラエティーに富んだ公演内容で誰もが楽しめる
  • 和物ショーは訪日外国人の接待にもオススメ
  • 観光と組み合わせやすい公演時間と劇場(そして値段もリーナブル)

幹事さん、今年はOSK日本歌劇団のショーで忘れられない思い出を作ってください。普段体験できないオリジナルな社員旅行・職場旅行をぜひ実現しましょう。

■取材協力

OSK日本歌劇団
ホームぺージ
問い合わせ先:06-6251-3091(10時~18時受付)

関西方面への団体旅行・グループ旅行はお任せください

大阪団体旅行・社員旅行はお任せください

関西エリアでいま人気なのが、有馬温泉や城崎温泉に宿泊して、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)で遊ぶ、といったプラン。でも毎年のこととなると、ちょっとマンネリ化してしまいますね。

それに年齢層が幅広いという職場の場合、テーマパークはちょっとという声もあるようです。

そんな時は個人行動をメインしながら、OSK日本歌劇団のレビューをみんなで鑑賞!夜はその話題で盛り上がりつつ、みんなで会食というがおすすめです。

社員旅行に行きたくない!という声がよく聞かれますが、自由行動がメインで、一緒に楽しむプログラムを上手に取り入れることで、コミュニケーションの活性化にもつながるのではないでしょうか。

「団体旅行ナビ」には全国から社員旅行のプロフェッショナルが参加中。関西エリア出発はもちろん、地方から大阪へ遊びに来た最終日に、日帰り観光として楽しみたい場合でも相談にのってくれます。どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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