「YEBIS BREWERY TOKYO」の見学ツアーが始まっています
恵比寿ガーデンプレイス内にある「YEBIS BREWERY TOKYO」

日帰り社員旅行で東京を訪れたなら、ぜひコースに加えて欲しい「YEBISU BREWERY TOKYO」。サッポロビール株式会社が約35年ぶりに、恵比寿の地でヱビスビールの醸造を復活させ、注目を集めています。

「YEBISU BREWERY TOKYO」がある恵比寿ガーデンプレイスには、もともと「ヱビスビール記念館(旧・恵比寿麦酒記念館)」があった場所。ヱビスビールの歴史や楽しみ方が学べる施設として、有料見学ツアー(試飲付き)が行われていました。

そんな「ヱビスビール記念館」を丸ごとリニューアルし、ヱビスビールを醸造するブルワリーやタップルームも含めた施設へと大変身。今回はミュージアムエリアで開催されるツアー「YEBISU the JOURNEY(ヱビス ザ ジャーニー)」に参加してきましたので、見どころをダイジェストでご紹介しましょう。

「YEBISU BREWERY TOKYO」で開催される「YEBISU the JOURNEY」とは?

「YEBISU BREWERY TOKYO」で開催される「YEBISU the JOURNEY」とは?

「YEBISU BREWERY TOKYO」そのものは入場無料。入場時の予約も不要ですが、大型連休や週末などは混雑により、入場制限がかかる場合があるのでご注意を。

事前予約が必要な見学ツアー「YEBISU the JOURNEY」に参加すると、ヱビスの歴史を紹介するミュージアム、醸造中のブルワリーをガイド付きで巡ることができます(有料)。ツアーの最後には「YEBISU BREWERY TOKYO」のフラッグシップビール「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」が試飲できるので、なかなかお得な体験ツアーなのではないでしょうか。

日本のビールの歴史や恵比寿という街が誕生したいきさつ、ヱビスビールの魅力を余すところなく楽しめる興味深いアクティビティとなっています。

まずはヱビスビール誕生のヒミツと歴史について解説

エビスビール誕生のきっかけ、歴史を紐解くツアー

「YEBISU the JOURNEY」の所要時間は約45分、前半30分がミュージアム・ブルワリーのガイドツアーで、残り15分がお待ちかねの試飲タイムです。最初に大型モニターでカンタンな紹介ムービーを見た後、ミュージアムエリアを過去から現在まで解説付きでたどります。

1890年に醸造をスタートさせたヱビスビール

1887年(明治20年)にヱビスビールの原点である日本麦酒醸造会社が設立。本場ドイツからビールの仕込釜、蒸気機関、製氷機などの醸造設備を購入し、醸造技師もドイツから招き入れて醸造がスタートしました。

当時、ビール1本は20銭(現在のお金に換算されると4,000円ぐらい?)となかなかの金額。庶民には高値の花だったそうです。

アイデアマンだった日本麦酒醸造の社長・馬越恭平さん

馬越恭平さんの銅像
「YEBIS BREWERY TOKYO」入口向かって左手にある馬越恭平さんの銅像

日本麦酒醸造の社長を務めた馬越恭平さんは、大変なアイデアマンだったそう。1つはお正月に行ったイベント「初荷(初出荷)」です。

社長から社員までお揃いの半纏を着て、新年にできたばかりのヱビスビールをアピールしながら、工場周辺を牛車で練り歩きました。周辺に暮らす方から『これを見ないとお正月ではない』という声も残されており、まさに恵比寿の風物詩になっていたようです。

アイデアマンだった馬越恭平社長

もう1つは日本で初めてのビヤホールを1899年(明治32年)にオープンさせたこと。現在の東京・銀座8丁目につくった「恵比寿ビール BEER HALL」で、500mlのビールが1杯、10銭でした。

ビヤホールで使われていたというガラスのジョッキ

上写真は、そのビヤホールで使われていたガラスのビールジョッキなのだそうです。ミュージアムでは当時のヱビスビール瓶やビヤホールで提供されていたメニューも展示しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

パリ万博にも出展し、海外でも売上を伸ばすものの、国内での競争が激化

パリ万博にも出展し、売上を伸ばすものの、高額の税金に苦しめられる

1900年(明治33年)にパリ万国博覧会へ出展。30ヶ国以上から出品されたビールの中からヱビスビールが金賞を受賞したそうです。ビール樽を積み上げたディスプレーも高く評価されました。

海外へと販路を広げるものの、国内では札幌麦酒や大阪麦酒などが売り上げを伸ばし、首位の座から転落。日清戦争勃発など社会情勢が不安定になるとともに、ビールに高額の税金が課せられたこともあり、シェア上位3社で難局を乗り切るため手を結ぶことに。

1906(明治39)年、ついに国内シェア70%を占める国内最大級のビール会社、大日本麦酒が誕生。馬越恭平さんが社長に就任したそうです。

戦時中、ビールは配給制になり、ブランドラベルも廃止

戦時中はブランドラベルも廃止

1937(昭和12)年に日中全面戦争体制へと入り、物不足が深刻化。その後、ビールの配給制が実施されました。

そして1943年5月、ブランド別のラベルがすべて停止。統一商標として「麦酒」と書かれただけのビールを製造・販売することになりました。

その後、過度経済力集中排除法の適用となった大日本麦酒は日本麦酒株式会社と朝日麦酒株式会社に分割。日本麦酒は「サッポロ」「ヱビス」を継承するものの、苦戦が続きました。

転換期となったのは1955年、北海道で麒麟ビールが発売されたことを機に「サッポロビール復活」の強い要望が沸き起こります。1957年に北海道限定発売だったサッポロビールを全国発売へ。

1964年、社名をサッポロビールに変更。1970年に「男は黙ってサッポロビール」のCMが大ヒットしました。

1971年(昭和46年)12月、ヱビスビールが復活!

ヱビスビールが昭和45年に復活

戦時中の配給制、ブランドラベルの消失により、なくなったかのように思われた「ヱビスビール」。しかし、1971年(昭和45年)12月、ビール通・ビール愛好家からの根強い支持に応えて、「サッポロの特製ヱビスビール」として不死鳥のように蘇ります。

「ヱビスビールあります。」というキャッチコピーが大ヒット

同年に目黒工場を恵比寿工場に改称。1994年(平成6年)には、『ヱビスビールあります』というキャッチコピーが注目され、売上が飛躍的に伸びます。

麦芽100%、長期熟成というプレミアムビールの先駆者として市場を拓いたのが、まさに「ヱビスビール」だったのです。

1988年に恵比寿工場を閉鎖、ビール造りに幕

恵比寿工場閉鎖

日本麦酒時代に「初荷」を行うなど、地元の人たちと積極的にかかわってきたヱビスビール。工場を一般開放してイベントなどを行い、大好評を博しました。

1985年には恵比寿工場の敷地内に電車の中でヱビスが飲める「ビヤステーション恵比寿」オープン。山手線の車窓から青い電車でビールを飲んでいるのが見えて、たまらずに途中下車したという人もいたとか、いないとか・・・。

しかし、都心の一等地にあること、ビール需要の増大に応じるための増設が難しいことで千葉新工場への移転が決まりました。1988年6月に工場を閉鎖し、恵比寿の地で続けられてきた100年余りのビール醸造の歴史に幕を下ろします。

恵比寿ガーデンプレイス
工場跡地は「恵比寿ガーデンプレス」に

恵比寿工場の跡地は現在「恵比寿ガーデンプレイス(1994年開業)」となり、2010年に「ヱビスビール記念館」をオープン。

そして、2024年4月3日(水)にヱビスビール発祥の地である恵比寿に醸造施設を伴ったヱビスブランド体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO」を開業し、再びここでビール醸造の歴史が始まった、というわけです。

約35年ぶりに恵比寿の地にヱビスビールの醸造所が復活

YEBIS TOKYO BREWERのブルワリー施設
「YEBISU BREWERY TOKYO」の醸造施設

ミュージアムエリアから醸造エリアへ移動。ここではドイツ製の醸造設備を使ってリアルタイムに造られるビールを五感で楽しめるブルワリーとなっています。

ヱビスビールができるまで

大きなモニターを使ってヱビスビールが出来るまでを解説。表に見えている釜では、麦芽・ホップ・水を入れて仕込みをし、麦汁を作るまでの工程を行っているそうです。

マスターブルワリーズルーム
「マスターズ ブリュワリーズ ルーム」

発酵、熟成などを行う醸造所は施設の地下に。出来上がるまでのプロセスを人の手で行っており、醸造施設のお隣には「マスターズ ブリュワリーズ ルーム」と呼ばれる醸造責任者・有友亮太さん(Chief Experience Brewer)のお部屋も。

運が良けれがここで有友さんにお会いして、直接お話が聞けるかもしれませんよ。

「YEBISU BREWERY TOKYO」では、ここだけでしか楽しめない特別なヱビスビールを提供

「YEBISU BREWERY TOKYO」のタップルーム
「YEBISU BREWERY TOKYO」のタップルーム

ミュージアムはヱビスビールの「過去」、ブルワリーは「現在」、ビールが飲めるタップルームは「未来」と位置付けられています。「YEBISU the JOURNEY」も過去から現在へと旅してきましたが、ついに“未来”へ到着。

タップルームで「YEBISU BREWERY TOKYO」のフラッグシップビール「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」を受けとります。

「YEBISU the JOURNEY」参加者が利用できる個室

タップルームのお隣には「YEBIS the JOURNEY」に参加した方用に用意された個室がありました。

プロが注いだビールをまず、泡だけ一口。クリーミーできめ細かな泡は極上の味わいです。
まろやかな口あたりとバランスの良い苦味、上品なホップの香りなど、ヱビスビールならではの魅力あふれる1杯でした。

「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」
「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」

恵比寿工場で使用されていたヱビス酵母を再選抜して復活させ、1890年当時に使用されていたと思われるドイツ産ファインアロマホップ「テトナンガー」を一部使用するなど、過去に想いを馳せながらも現代ならではのおいしさに蘇らせているそうですよ。

スパイシーミックスナッツ付き
スパイシーミックスナッツ付き

パンチのあるスパイシーミックスナッツとともにいただくと最高のマリアージュです。

ちなみにタップルームでは、「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」「ヱビス ∞ ブラック(ヱビス インフィニティ ブラック)」を通年提供。

それ以外に季節限定のビールが1種類、期間限定発売のビールが約1ヶ月毎に登場予定。スタート時は4種類でしたが今後は定番を含め6種類に増える予定となっています。

「YEBISU BREWERY TOKYO」に来たらぜひ見つけたい“ラッキーエビス”

ラッキーエビスを見つけられるか?

実はヱビス瓶ビールのラベルには、数百本に1本の割合で”ラッキーヱビス”と呼ばれる特別なデザインのものが存在しているそうです。「旧・ヱビスビール記念館」で見ることができたので、訪れたことがある方ならご存じかもしれません。

恵比寿様が鯛を抱えているのが通常のラベルデザインなのですが、“ラッキーエビス”のラベルにはカゴの中にもう1匹、鯛が入っています。

今回オープンした「YEBISU BREWERY TOKYO」には、見つけたら幸せが訪れるといわれている“ラッキーヱビス”が複数隠れています。

最初に取材で訪れた時は、まったくどこにあるかわからなかったのですが、今回のツアーに参加した際、1ヶ所だけこっそり教えていただきました!どこにあるかは・・・ぜひ床や天井などもくまなく目を凝らしてみてくださいね。

東京へ日帰り社員旅行を楽しむなら、ぜひ立ち寄って欲しいスポット

東京日帰り旅行にぜひ訪れて欲しいスポット

東京観光というと、どうしても浅草やスカイツリー、東京タワー、お台場など定番の観光スポットを巡って終わり、という感じになってしまいます。

恵比寿ガーデンプレイスに誕生したサッポロビールの新施設「YEBISU BREWERY TOKYO」では、ヱビスビールの歴史だけではなく、日本におけるビールの歴史や生活、街の変遷などを身近に感じられる展示となっていました。

さらに、ここだけでしか味わえない特別なビールも楽しめる大変魅力的な施設。自分たちで自由に見学をするのもいいのですが、ガイド付きツアーに申し込めばより深く知ることができます。

東京への社員旅行やグループ旅行でフリータイムにぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ちなみにタップルームは団体でも利用可能となっています。

■取材協力

サッポロビール株式会社

Information

YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)
住所:東京都渋谷区恵比寿 4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内
問合せ先:03-5423-7255
営業時間:平日12時~20時/土日祝11時~19時
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
入場料:無料
※入場時の予約は不要。混雑状況によっては入場制限がかかる場合あり。
※ビール1杯1,100円(税込)~、フード(おつまみやフィンガフード中心)1品400~円程度

★ガイド付き見学ツアー:YEBISU the JOURNEY(ヱビス ザ ジャーニー)は事前予約が必要。ビールの試飲(もしくはソフトドリンク1杯)・スパイシーミックスナッツ付きで1,800 円(税込)
※ネット予約のみで電話や対面での予約は不可、1グループ最大5名までで受付。
直近でキャンセルが出る場合もあるそうなので、あきらめずアタックしてみてください。

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