武雄温泉

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武雄温泉(たけおおんせん)は、佐賀県武雄市、奇岩怪石で知られる蓬莱山の麓にあります。

温泉街の入口に立つ朱塗りの「楼門」は温泉街のシンボルで、竜宮を思わせる鮮やかな色彩と形、堂々とした佇まいで、朱塗りの赤と漆喰の白が周囲の緑に映え、異国的な情緒を醸し出しています。

門をくぐり抜けると、1973(昭和48)年まで共同浴場として使われ、2003(平成15)年に資料館として復元、開館された、レトロな雰囲気にあふれた「武雄温泉新館」があります。

この2棟とも、東京駅を設計した佐賀県出身の辰野金吾によって1915(大正4)年に作られたもので、2005(平成17)年には国の重要文化財に指定されました。

約1300年前の奈良時代に書かれた『肥前風土記』に「郡の西の方に温泉の出る巌(いわや)あり」と記されており、古く、神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮半島へ凱旋の途、夢のお告げによって、太刀の柄で岩を一突きしたところ、たちどころに湯が湧き出たという開湯伝説のある湯で、歴史の長さが伺えます。

豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592~1598年)では負傷した兵士たちの湯治湯として利用されました。共同浴場「元湯」には「一般の入浴客に迷惑をかけないように」と秀吉が示した朱印状「入浴心得」が今なお飾られています。

歴史上名高い人物が数多く訪れた温泉地で、伊達政宗、長崎街道の宿場町として栄えた江戸時代には、佐賀藩城主・鍋島氏、宮本武蔵、伊能忠敬、シーボルト、吉田松陰などが入浴した記録も残されています。

弱アルカリ性単純高温泉で、保温性に優れ、美肌をつくることで有名です。つるつる・すべすべの美肌効果をもたらす炭酸イオンを多く含み、無色透明のとろっとした柔らかな肌ざわりの湯です。50度前後で湧出され、ほとんどそのまま源泉かけ流しで利用されています。

武雄温泉周辺情報

武雄市は400年の歴史をもつ「陶芸の里」でもあり、市内には窯元が80数ヵ所、毎月陶器市が開催されています。

当地を治めた鍋島公が造り上げた御船山の大庭園をはじめ、樹齢3000年の川古の大楠などの古木が数々あります。ハウステンボス、吉野ヶ里遺跡へも車で40分の距離です。

『武雄温泉』へぜひお気軽にお出かけください。

武雄温泉 基本データ

数多くの歴史上名高い人物が訪れた「陶芸といで湯の里」『武雄温泉』で、高い美肌効果のとろっとしたお湯を思う存分楽しもう!

所在地 佐賀県武雄市
泉質 弱アルカリ単純泉
効能 疲労回復、健康増進、胃腸病、神経痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、打ち身、くじきなど
アクセス 電車/JR佐世保線・武雄温泉駅より徒歩10分
車/長崎自動車道・武雄北方ICから国道34号経由5km

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