黒部峡谷温泉郷

黒部峡谷温泉郷 基本データ

日本最深かつ最大の渓谷「黒部峡谷」の渓谷美に包まれた、『黒部峡谷温泉卿』の山の秘湯に出かけよう!

所在地 富山県黒部市
泉質 単純温泉、単純硫黄泉
効能 神経痛・リウマチ・運動器障害など
アクセス 電車/北陸本線・魚津駅から富山地方鉄道・新魚津駅→宇奈月温泉駅で下車。黒部峡谷鉄道・宇奈月駅→各最寄駅より、徒歩5~50分
車/北陸自動車道・黒部ICから県道14号・13号、宇奈月温泉から黒部峡谷鉄道乗車経由12km

黒部峡谷温泉郷情報

黒部峡谷温泉卿は、富山県にある「日本最後の秘境」と呼ばれています。断崖絶壁のダイナミックな渓谷美で知られる、日本最深かつ最大の渓谷「黒部峡谷」への唯一の足、黒部峡谷鉄道の沿線に点在する温泉地の総称です。阿曽原(あそはら)、黒薙(くろなぎ)、鐘釣(かねつり)、欅平(けやきだいら)、名剣(めいけん)、祖母谷(ばばだに)の6つの温泉地からなります。

宇奈月(うなづき)駅から欅平駅までの20.1kmを黒部峡谷鉄道に沿って続く名湯・秘湯は、渓流をすぐ前にしています。場所がら、登山客の利用がほとんどで、いかにも山の湯の風情があります。いずれも湯量は豊富で、あふれるお湯は渓流に吸い込まれていきます。

車窓からの絶景が評判のトロッコ列車、黒部峡谷鉄道は、宇奈月を出ると黒部川の急流をはるかに見おろしながら、終点の欅平まで1時間20分かけゆっくりと移動します。

欅平駅から徒歩2分で、奥鐘山や名剣山がそびえ、仙境温泉の雰囲気をもつのが「欅平温泉」です。

欅平駅から歩いて約5時間、秋の紅葉の季節、「黒部峡谷下ノ廊下コース」の中継点としてよく利用される山小屋近くの温泉が「阿曽原温泉」です。山小屋から5分ほどのところにある露天風呂は、なんの変哲もない長方形の8畳程度のコンクリート造りの湯船ですが、きつい登山道を越えて辿り着き、黒部峡谷を見下ろす露天風呂に入る満足度は格別です。

欅平駅から徒歩15分ほどの祖母谷川の渓谷のほとりに、崖に張り付くように立っている、地下2階、地上2階の山小屋風一軒宿が「名剣温泉」です。ランプの灯りで入る夜の露天風呂は神秘的でお勧めです。

欅平駅から徒歩50分のところには「祖母谷温泉」があります。黒部峡谷最奥の温泉地で、北アルプスを一望できます。

鐘釣駅、黒薙駅で途中下車すれば、河原であちこちから湯が湧いている鐘釣温泉、富山県随一の大温泉郷「宇奈月温泉」に引き湯するほどの豊富な湯量を誇る「黒薙温泉」があります。

立ち寄り湯も可能ですが、宿に泊まり、ゆったりと山の一夜を過ごすのも格別です。

魅力満載の『黒部峡谷温泉卿』へぜひお出かけください。

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