古都京都の文化財

建都から1200年!寺院も敷地内の景色も抜群

古都京都の文化財は、建都から1200年の記念すべき年に世界遺産に選ばれたことで知られています。
平安時代に造られた国宝建築物や庭園は、現在でも、古都の風情を漂わせています。

京都市、宇治市、滋賀県大津市にまたがっていて、その数は全部で17件の建造物から構成されています。
寺院もさることながら、敷地内の景色も抜群。
世界遺産にふさわしい見事にそびえる五重塔、足利義満が建立した金色に輝く鹿苑寺(金閣寺)、修学旅行でも立ち寄る清水寺など、たくさんの見所があります。

京都駅に近いことから電車とバスの交通アクセスが良く、ホテルや旅館の手配もしやすいでしょう。
全ての遺産を観光される場合は、5日間程度は見ておいたほうが良さそうです。

[古都京都の文化財] 基本情報

所在地 京都府京都市、宇治市、滋賀県大津市
登録年月日 1994年12月
種類 文化遺産
アクセス方法 東京駅から新幹線「のぞみ」で約2時間20分。
東海道本線(JR京都線)で大阪駅から約30分~45分。京都駅前から市バスで各地へ乗り継ぎ。

[古都京都の文化財] 見所を要チェック!

二条城

二条城は、1603年に築城され、大政奉還の舞台となった二の丸御殿の大広間で有名です。
約27万5000㎡の広大な敷地に、池泉回遊式庭園の二の丸庭園、本丸庭園、清流園など緑豊かな景色が広がっています。
中でも二の丸御殿は、33部屋、総畳数800畳の壮大な造りになっているので必見です。
入城料は600円。電車とバスのどちらでもアクセス可能です。

鹿苑寺(金閣寺)

京都・金閣寺

鹿苑寺(金閣寺)は、3代将軍の足利義満が建てた寺院です。
鏡湖池に映し出される金色の影は、美しさそのもの。
3層になっていて、1階は寝殿造、2階は書院造、3階は禅宗仏殿の様式として造られています。

他にも、義満が使用していた銀河泉、巌下水、龍門の滝など見所も多くあります。
料金は400円。オススメのスポットです。

清水寺

京都・清水寺

清水寺は、780年に創建された深い歴史があります。
境内から眺める景色と、美しい紅葉が観られる場所としても知られています。
重文に指定されている三重塔、崖に組まれた139本の柱で支えている本堂、音羽の滝や子安塔は、一見の価値ありです。
アクセスは駅前からバスで約14分、徒歩12分。拝観料金は本堂が300円です。
「清水の舞台」を一度は観ておきたいところです。

銀閣寺(慈照寺)

銀閣寺(慈照寺)と言えば、足利義政が1482年に造った寺院。
白い砂でできた銀沙灘(ぎんしゃだん)、向月台(こうげつだい)は、独特な風情を漂わせています。
銀閣は、書院造と仏殿造。
東山文化特有の、侘びさびを実感することができます。料金は500円です。

教王護国寺(東寺)

東寺・京都

教王護国寺(東寺)は、京都市南区にある、796年に創建された寺院です。
弘法大師が真言宗の道場としたことで知られています。
南大門、大師堂、講堂、金堂、高さ57mの五重塔が南北に一直線に並んでいる光景は、壮観そのものです。
重厚な作り構えを、是非、一度は観ておきたいところ。
料金は境内が無料で、金堂、講堂、五重塔のエリアだと500円です。

本願寺

本願寺は、織田信長や日蓮宗徒によって焼かれたことで知られている寺院。
以後、場所を転々として、現在は下京区にあります。
別名、西本願寺とも呼ばれています。
南端にある唐門、三層楼閣で知られる飛雲閣、親鸞聖人の木像がある御影堂などが見所です。
料金は無料なので、気軽に立ち寄ってみましょう。

平等院

平等院は、宇治市内にあるお寺。
関白の藤原頼道が1052年に別荘から寺院に変えたことが起源となっています。
圧倒的な美しさを誇る平等院鳳凰堂は、10円硬貨にデザインされていることでも有名。
エリア内の見所は、鳳凰堂、鳳翔館、観音堂に分かれています。
料金は、全てを観て周ると900円。世界遺産巡りに欠かせないスポットの1つです。

延暦寺

延暦寺

延暦寺は、788年に伝教大師が創建した由緒正しきお寺。
エリアは、京都市左京区と滋賀県大津市にまたがっています。
天台宗の総本山と知られ、東塔、西塔、横川の3塔から構成されています。
なかでも、東塔の根本中堂や、高僧の木像を祀ってある大講堂は必見です。料金は550円~。

京都駅前からのアクセスは、比叡山ドライブバスを使用(東塔から西塔と横川へ行く場合は、比叡山内シャトルバスを使用)。
所要時間は1時間15分前後です。
エリアが広大なので、事前に調べてから行きましょう。

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