奥伊根温泉情報
奥伊根温泉（おくいねおんせん）は、京都府与謝郡伊根町にある、1996（平成8）年に湧いた温泉で、温泉宿「油屋」と油屋別館「和亭」でのみ楽しめます。
湧出量は毎分270リットルという条件のいい温泉です。京都では珍しく源泉100％の掛け流しのお湯を楽しめる、「西日本名湯100選」のひとつにも選ばれた滑らかな肌ざわりの温泉です。
奥伊根温泉周辺情報
伊根湾沿いに軒を並べて続く約230軒の舟屋は、1階が舟の格納庫兼作業場で、2階が住居になっている独特の機能的な建物で、2005（平成17）年には、漁村では全国初となる国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。海辺ぎりぎりに建ち並ぶ舟屋群の海からの眺めはまるで海に浮かんでいるかのようで、その不思議な光景は見る者の目を引きつけるでしょう。
近畿最北端の海抜140mの断壁に建つ白亜の灯台「経ヶ岬灯台」、幅20～170m、全長3.6kmの美しい白砂に、樹齢5～600年の約8,000本の松並木が続く日本三景の一つ「天の橋立」、絶景の撮影スポットとして人気の、美しい海岸線を見下ろす急斜面に連なる棚田「新井の千枚田」など、周辺には見所がたくさんあります。
伊根町は、浦島太郎の伝説を残す町でもあります。
舟屋が並ぶ海沿いで大漁を祈願して舟屋台が伊根湾を巡行する海の祭りは300年余り続いており、別名「海の祇園祭り」と呼ばれ、その光景は美しく、情緒のあるものです。
温泉とともに、日本海からの獲れたての海の幸を楽しめるのも大きな魅力です。
冬場は、カニフルコースやブリしゃぶコースなども味わえます。
雄大な日本海を眼下に見下ろしながら、旬の海の幸、山の幸、天然温泉を楽しむ静かな時間を満喫できるでしょう。ぜひ『奥伊根温泉』へお気軽にお出かけください。
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