一乗谷朝倉氏遺跡・復原武家屋敷
一乗谷朝倉氏遺跡・復原武家屋敷

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、注目を集める明智光秀。そのゆかりの地を巡るグループ・団体旅行を楽しんでいただきたい。1回目は【美濃編】として、岐阜をご紹介しました。

2回目は【越前編】として福井に残されているゆかりの地をご紹介。美濃を追われ、たどり着いた越前で約10年間を過ごしたといわれています。

明智神社がある福井市東大味地区で今もなお「あけっつぁま」と呼ばれ、慕われている明智光秀の足跡をたどっていきましょう!

光秀の素顔に出会える越前・一乗谷城

一乗谷城跡
一乗谷城跡

特別史跡、特別名勝そして重要文化財と国の三重指定を受けている史跡は全国に6例しかありません。その一つが福井市にある一乗谷城です。

戦国武将の一人朝倉氏の居城でした。日本で最大の戦国城下町跡として知られる一乗谷。城跡だけではなく山麓に広がる城下町全体が日本100名城にも選ばれています。

有名なのが当時の街並みを再現した復元街並みです。発掘調査や残された資料をもとに中世の街が現代によみがえりました。原寸大の復元模型は日本初だそうですよ。

「北の京」と呼ばれるほど栄えた一乗谷でしたが、後の信長の進攻によって灰塵に帰すことになるのです。

光秀の妻・熙子(ひろこ)の「黒髪伝説」が残る称念寺門

一乗谷町並み
一乗谷の町並み

さて明智城の落城の後、光秀の名前が登場するのがこの一乗谷城なのです。光秀は朝倉家に鉄砲指南役として仕えていたと伝わっています。

光秀妻子が住んだといわれているのが、称念寺(しょうねんじ)門前です。ここに妻熙子にまつわるエピソードが残されています。

その一つが有名な「黒髪伝説」。光秀が連歌の会を開こうとしますがお金がなく、妻熙子が女性の命ともいえる黒髪を売ってその費用にあてたといわれるものです。

実は「明智軍記」に「永禄の一揆」鎮圧に手柄をたてた光秀が朝倉義景から名馬と感状を与えられたとあります。その祝勝会を開く際に妻熙子の「黒髪伝説」が生まれたともいわれています。

称念寺
称念寺

後にこの伝説を知った松尾芭蕉は「月さびよ 明智が妻の はなしせん」と句を詠んでいます。称念寺には芭蕉が詠んだ句碑が残っています

木彫りの光秀座像を代々守り続ける明智神社

明智神社

「永禄の一揆」で手柄をたてた光秀はその後、朝倉家に仕えることになり、坂井市の称念寺門前から福井市東大味(ひがしおおみ)に移り住んだといわれています。

明智家はこの辺りの村人に「あけっつぁま(明智様)」と呼ばれ慕われてきたそうです。信長の一乗谷の焼き討ちや一向門徒の討伐などの際に、かつて住んでいた村を救うため、光秀が柴田勝家に送ったと言われている書状“安堵状”が西連寺に残されているのです。

以来、村の人たちは、村の恩人でもある光秀を彫ったといわれている木彫りの座像を感謝の念を込め大切に守ってきました。その光秀を祀ったのが明智神社です。

この辺りに光秀の住まいがあったともいわれています。ここで後に細川忠興の妻となる光秀の三女・瓊(たま)、のちのガラシャが生まれたと伝えられています。

毎年、光秀の命日である6月13日には、命日法要が営まれています。

安堵状が保存されている西蓮寺

西連寺

西連寺は天台宗のお寺。光秀が柴田勝家・勝定兄弟に送った2通の安堵状(地域の安全を担保する書状)はここに保存されています。いずれも福井市の文化財に指定。

柴田公は、一揆に参加しなかった天台宗や高田派の寺院には理解と保護を示し、西連寺に対しても寺領を守ったとのこと。

住民は深い感謝の念を込めて、柴田公の木像を作り、いまも残されているそうですよ。

朝倉の家臣?幕臣?謎の多い光秀の前半生

一乗谷休憩所

光秀が朝倉に仕えたのは10年ほどというのが定説となっていますが、実はこれも確かな証拠はないのです。

一方、光秀の末裔で2013年に「本能寺の変431年目の真実」を書いた明智憲三郎氏は、この本の中で細川藤孝の部下、つまり室町幕府の将軍に仕える幕臣だったとしているのです。

15代将軍足利義昭が一時、越前に滞在していた際に朝倉との縁が生まれ仕えることになったともいわれます。いずれにしても信長に仕える前の光秀の前半生は、謎に満ちているのは確かです。

このあと幕府と織田家の間を仲立ちすることがきっかけとなり、信長に仕えることになるのです。波乱に満ちた光秀の後半生が始まります。

基本情報

一乗谷城
住所:福井県福井市城戸ノ内町28-37
問合せ先:0776-41-2330(朝倉氏遺跡保存協会)
入城時間:入城自由
入城料金:無料
アクセス:
JR越美線「一条谷駅」から徒歩30分
JR北陸本線「福井駅」から京福バス東郷線で30分、「武家屋敷前」からすぐ

称念寺
住所:福井県坂井市丸岡町長崎19-17
問合せ先:0776-66-3675
拝観時間:9:00~16:00
アクセス:京福バス「本丸岡」から徒歩20分

明智神社・西連寺
住所:福井県福井市東大味町
問合せ先:0776-20-5346(おもてなし観光推進課)
アクセス:
JR北陸本線「大土呂駅」から乗り合いたタクシー「文殊三号」に乗車、「東大味集落生活改善センター」下車、徒歩4分
JR線「福井駅」から京福バス60系統羽水高校線乗車、「県産業会館・厚生病院」下車、乗り合いタクシー「西大味線」乗車「東大味」下車徒歩10分

福井県内に残されたゆかりの地を楽しもう!

明智光秀ゆかりの地MAP(リーフレット)

福井県では明智光秀ゆかりの地を巡るリーフレットを作成し、県内11か所に案内板を設置するなど、光秀で大いに盛り上がっています。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、朝倉義景公にはユースケ・サンタマリアさん。柴田勝家公には安藤政信さんなどが演じると発表されました。

18回目からはいよいよ越前編。コロナ感染拡大防止の観点から、しばらくは身動きが取れませんが、落ち着いたらぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

福井で明智光秀の魅力に迫る【越前編】まとめ

福井の名勝・東尋坊
東尋坊

謎に包まれている光秀の前半生、その舞台となったのが越前、いまの福井県です。福井でいまも「あけっつぁま」と慕われている明智光秀ゆかりの地をご紹介しました。

NHK大河ドラマもいよいよ福井編がスタートする予定。福井県には他にも恐竜博物館や東尋坊、あわら温泉など魅力的な観光スポットがずらり!

歴史探訪と合わせて楽しい観光プランを、旅行会社に練り上げてもらいましょう。

さて、次回は近江・丹波編(滋賀・京都)明智光秀ゆかりの地巡りをご案内します!

■福井駅出発日帰りモデルコース

福井駅発→明智神社・西連寺・称念寺・一乗谷朝倉氏遺跡→ランチ→丸岡城(柴田勝家の甥・勝豊が築城)→永平寺→福井駅着終了

■福井駅出発1泊2日モデルコース

<1日目>
福井駅発→明智神社・西連寺・称念寺・一乗谷朝倉氏遺跡→ランチ→丸岡城→永平寺→あわら温泉宿泊

<2日目>
宿発→東尋坊→福井県立恐竜博物館→ランチ→平泉寺白山神社→西光寺(柴田勝家、お市の方の菩薩寺)→福井駅着終了

【明智光秀ゆかりの地巡りシリーズ】
美濃(岐阜)編
越前(福井)編
近江・丹波(滋賀・京都)編

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歴史にあまり詳しくない人でも、見どころの多い福井観光を楽しめるオリジナルプランをぜひ、提案してもらいましょう。

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