行って良かった！2泊3日社員旅行プラン【羽田発】台湾グルメ＆観光堪能ツアー

社員旅行の幹事さんの悩みの一つ、行き先決め。プライベートの旅行と違い、人数や性別、年齢など考慮することが多くて大変ですよね。

そこで、「社員旅行の行き先ってどうやって決めればいいの・・・？！」と悩む幹事さん必見！社員旅行専門の旅行会社に取材して、実際にお客さんから好評だったオリジナルプランを厳選してお届けします。

今回、おすすめプランを教えてくださったのは、東京にある旅行会社「ワールドプランニングオフィス」。羽田発着で台湾グルメと観光を堪能する、2泊3日社員旅行プランです。

台湾の郷土料理に四川料理、中国茶と一緒に点心をいただく飲茶など、美味しいグルメを堪能！ランタン上げで有名な「十分（シーフェン）」や、『千と千尋の神隠し』の世界観が広がる「九份」など台湾の魅力的な観光地も巡ります。

北投温泉宿泊！台湾周遊2泊3日社員旅行モデルコース

羽田から台北松山空港へ。現地では、団体旅行に便利かつリーズナブルな貸切バスで巡ります。

台湾を代表する温泉リゾート地「北投温泉」に宿泊し、忠烈祠や国立故宮博物院、士林夜市なども観光します。

旅行会社からのコメント

「湯治場として知られる秋田県玉川温泉同様の、北投温泉へご案内。世界的にもめずらしいラジウムを含む『北投石（ほくとうせき）』の産地です。」

【1日目】

時間	スケジュール
10時35分〜13時30分	羽田空港発〜台北松山空港着到着後、貸切バスにて北投温泉へ
	ホテル着後、自由行動北投文物館を散策台湾料理のディナー

【2日目】

	スケジュール
午前	十分（老街の散策、ランタン上げ体験）九份（老街の散策、阿妹茶楼にて郷土料理ランチ）
午後	台北（忠烈祠の衛兵交代の見学、ショッピング）
夜	荷風中国菜にて四川料理のディナー土林夜市の散策後、北投温泉へ

【3日目】

	スケジュール
早朝	チェックアウト
	国立故宮博物院の見学點水楼にて飲茶料理ランチ台北松山空港
16時05分〜19時55分	台北松山空港発〜羽田空港帰着、解散

※料金は時期や参加人数等でかわります。お気軽に「団体旅行ナビ」からお見積をお取り寄せください。

モデルプランの見どころをチェック！

今回の台湾周遊2泊3日社員旅行の見所や、おすすめの過ごし方をご紹介しましょう。

台湾の温泉風情を満喫！「北投温泉」

台湾を代表する温泉リゾート地「北投温泉」。白硫黄泉・青硫黄泉・鉄硫黄泉の3種類の源泉を持ち、青硫黄泉は特にラジウム含有量が豊富です。

デトックス効果や免疫力を高める効果があるとされるラジウム泉。日本でも秋田の玉川温泉や兵庫の有馬温泉をはじめ各地のラジウム泉が、湯治場として親しまれています。

温泉街を中心に観光スポットも多く、「世界で最も美しい公立図書館ベスト25」に選ばれたこともある「台北市立図書館北投分館」や「北投温泉博物館」、北投温泉の源泉のひとつ「地熱谷」など徒歩圏内でも観光を楽しめます。台北市内から40分ほどと好アクセスなのも魅力です。

基本情報

北投温泉
所在地：台北市北投区

100年前に台湾に建てられた純日本家屋「北投文物館」

1895年〜1945年まで日本の統治下にあった歴史を持つ台湾には、当時建てらた日本家屋が現在も多く残っています。台湾初期の民芸品が多く展示されている北投文物館もそのうちの一つで、1921年頃に建てられた純日本家屋です。

もともとは高級温泉旅館として建てられ、第二次世界大戦中には特攻隊休憩所、その後は映画の撮影所などとして使われた後、1984年に文物館となりました（当初は「台湾民芸文物之家」）。1998年には台北市の古跡に認定されるなど建物自体も高い価値があり、2002年〜2007年には修復作業が行われました。

館内に入ると、陶磁器や竹製品、古書など5000点近くが収蔵・展示されています。台湾に建つ純日本家屋という二つの国の空気が融合した場所で、台湾の文化、台湾と日本の文化の違いなどを学ぶことができます。

基本情報

北投文物館
所在地：台北市北投区幽雅路32号
問合せ先：02-2891-2318

様々な文化が混ざり合って生まれた「台湾料理」

原住民であるマレー・ポリネシア系民族、開拓者として入植した漢民族、数十年に渡って台湾を統治していたオランダや日本など、様々な国の文化が混ざり合って形成されてきた台湾文化。そんな台湾の料理は、海の幸を豊富に使った福建料理や、野菜やフルーツ、高級食材も使われる広東料理をはじめ中国各地の料理をベースに形成されています。

代表的な台湾料理というと、日本でもよく食べられる『炒めビーフン』、八角で香りづけした甘じょっぱい豚肉をご飯に乗せた『魯肉飯（ルーロー飯）』、エビ出汁のスープが美味しい『擔仔麵（タンツー麺）』など。漢方由来のスパイスを使った料理も多く見られます。

また、おでんや寿司など日本の影響を受けた料理も多く、普段日本で食べている日本料理との違いも楽しめます。タピオカミルクティーの発祥地でもある台湾は、かき氷『雪花冰』や豆腐を使った『豆花』、シソ科の植物・仙草を使ったゼリー『仙草ゼリー』など台湾ならではのスイーツも豊富です。

ランタン上げを一年中体験できる「十分（シーフェン）」

台湾と聞くと、ランタンフェスティバルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ランタンフェスティバルは毎年旧正月から15日後の「元宵節（げんしょうせつ）」に開催されますが、台北から車で10分ほどのところにある「十分」なら一年中ランタン上げを体験できます。

ランタンに願い事を書いて空に上げ、幸福を祈願するランタン上げ。ランタンは赤・黄・緑など9色あり、色ごとに込められた意味が異なります。

十分は、レトロでノスタルジックな古い街並み＝老街も魅力的。土産物屋や台湾グルメを楽しめる屋台などが軒を連ねています。

十分の老街は線路のすぐそばに広がっているので、1時間に1本の電車が通る時はなかなかのスリルと迫力を体験できます。

基本情報

十分
所在地：新北市平溪区十分里

『千と千尋の神隠し』の世界観！「九份」

十分から車で40分ほど走ったところにある「九份」は、海の見える山あいの町。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界観を彷彿とさせる街並みで有名です。

歴史を振り返ると、九份はもともと金の採掘で栄えた町でした。現在は、当時トロッコ道だった入り組んだ細い路地に土産物屋やB級グルメなどのお店が軒を連ね、九份老街として毎日多くの観光客がひしめき合っています。

そんな九份老街でおそらく日本人に一番有名なのが「阿妹茶楼（あめちゃろう）」。『千と千尋の神隠し』に登場する油屋のモデルになったと言われているお店です。

赤いランタンが軒先からいくつも下げられ、油屋のモデルという説に思わず納得してしまうこのお店も、かつては金鉱工場だったのだそう。今回は昼間に訪問するプランをご紹介していますが、阿妹茶楼のランタンや所狭しと並んだ店々の灯りがともる、夕暮れ以降の散策もおすすめです。

基本情報

阿妹茶楼
所在地：新北市瑞芳区豎崎路市下巷20号
問合せ先：02-2496-0492

衛兵たちの一糸乱れぬ“交代式”が人気「国民革命忠烈祠（ちゅうれつし）」

台湾の王道観光スポット「国民革命忠烈祠」。中華民国建国に伴う革命や日中戦争において亡くなった人々を祀っている祠です。

他に桃園市や高雄市にも忠烈祠が建てられていますが、衛兵が警護しているのは台北にある国民革命忠烈祠だけ。歴史的背景もさることながら、その衛兵たちの実直な警護ぶりと一糸乱れぬ「交代式」を見たくて訪れる観光客も多くいます。

交代式とは、警護する衛兵が交代するときに行われる儀式で、一糸乱れぬ行進と台座上への入れ替わりが行われます。衛兵は陸・海・空軍の隊員で、衛兵になるには軍からの推薦をもらい、なおかつ高卒以上で犯歴がなく、身長175cm〜195cm、体重65kg±1kgと言う厳しい条件をクリアしなければならないと言う、選び抜かれた隊員なのです。

基本情報

忠烈祠
所在地：台北市中山区北安路139号
問合せ先：02-2885-4162

台湾なら辛さ控えめで食べやすい「四川料理」

中国の様々なエリアの料理をいただける台湾。麻婆豆腐やエビチリなど、日本でも馴染みのある料理が多い四川料理のお店も沢山あります。

四川料理というと、激辛というイメージが強いかもしれませんが、台湾で食べられている四川料理は比較的辛さ抑えめ。辛いものが得意ではない人も挑戦しやすい味付けです。

「荷風中国菜」は、四川料理と雲南料理をいただける中華レストラン。添加物を使用せず食材の質にこだわったお店で、ミシュランおすすめレストランにも選ばれています。

基本情報

荷風中国菜
所在地：台北市內湖区成功路四段178号2樓
問合せ先：02-2790-5908

夜毎、多くの地元民や観光客で賑わう「士林夜市」

「士林夜市」は台北最大の夜市。旧正月前後は閉まっているお店が多いですが、夜市自体は年中無休です。

アーケードの下に広がる常設店舗は、地上階には雑貨・土産物・日用品など、地下にはスイーツやB級グルメなどの屋台が所狭しと軒を連ねています。そして夜市のオープン時間が近づくと、常設店舗の周りの路地にも屋台が次々と開いていきます。

お手頃価格のアクセサリーや雑貨など、お土産のまとめ買いにもおすすめですし、タピオカミルクティーに雪片冰、小籠包や牛肉麺など食べ歩きも夜市の醍醐味です。

基本情報

士林夜市
所在地：台北市士林区大東路、大南路、文林路、基河路周辺
問合せ先：02-2881-5557

世界四大博物館の一つ「国立故宮博物院」

フランスのルーブル美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、アメリカのメトロポリタン美術館と並び、世界四大博物館のひとつに数えられる「国立故宮博物院」。収蔵品は、数々の国宝や重要文化財を含む約68万点、そのうちの6000～8000点が展示されています。

中でも “五大宝物”とされる5つの作品はぜひ見ておきたい逸品です。

目を疑うほど緻密な『雕橄欖核舟（でぃあおがんらんふーじょう）』『彫象牙透花雲龍紋套球（ちょうぞうげとうかうんりゅうもんとうきゅう）』『毛公鼎（もうこうてい）』。中国で“清廉潔白”の意味を持つ白菜を白と緑の二色に分かれた翡翠で表現した『翠玉白菜（すいぎょくはくさい）』と、赤茶色の碧石で造った豚の角煮『肉形石（にくがたいし）』は、文化の違う日本人目線で見るとユーモラスでもあります。

基本情報

国立故宮博物院
所在地：台北市士林区至善路二段221号
問合せ先：02-2881-2021

バラエティ豊かな点心が目にも楽しい「飲茶」

肉まんや小籠包、胡麻団子やマンゴープリンなどに代表される点心を、中国茶を飲みながらいただくことを飲茶と呼びます。バラエティ豊富な点心選びだけでなく、烏龍茶、ジャスミン茶、プーアール茶など中国茶選びも飲茶の楽しみのひとつです。

点心は、小籠包など『鹹点心（シェンテンシン）』、胡麻団子など甘味の『甜点心（テンテンシン）』、エビチリなど普段は大皿でいただく料理を小皿に盛った『小吃（シャオチー）』、果物やナッツ類の『果子（グオズ）』と大きく4つの種類に分けられます。それぞれ違う点心を注文してシェアできる社員旅行は、色々な種類を楽しみたい飲茶にぴったりです。

「點水楼」は台湾飲食業界で五つ星を獲得している名店で、特に小籠包が美味しいことで有名。7種類もある小籠包は見た目もカラフルで、インスタ映えもバッチリです。