両国駅周辺

江戸の下町と言えばなんといっても両国橋を渡った墨田区両国界隈でしょう。

隅田川の花火大会や両国国技館での大相撲、忠臣蔵討ち入りの舞台となった回向院界隈。葛飾北斎の生まれ育った本所などなど見どころいっぱいです。

江戸の歴史や下町文化を思う存分に楽しむことができる墨田区両国界隈の旅に出発です。

相撲の歴史がわかればもっと楽しめる両国国技館

両国国技館

大相撲の聖地といえば両国国技館。本場所が開催される1月、5月、9月には大勢の相撲ファンでにぎわいをみせます。

ところで、「両国」の意味する二つの国の名前、わかりますか。正解は「武蔵の国」と「下総の国」です。隅田川は二つの国境になっていたわけです。そのため「両国」なんですね

神話の時代から相撲を取っていた!

力士イラスト

それはさておき相撲が盛んに行われるようになったのは江戸ころからですが、始まりは神話の時代に遡ります。

日本書紀や古事記に出雲の「野見宿祢(のみのすくね)」と大和の「當麻蹴速(たいまのけはや)」の天覧勝負が大和で行われたとの記録があります。そして相撲はその年の農作物の収穫を占う神事として毎年行われてきました。

つまり土俵は神事を執り行う神聖な舞台ということになります。関取たちが取組前に塩をまくのも、取り組みが終わった後に弓取り式を行うのもお清めの儀式のなごりなんですね 。

ちなみに「當麻蹴速(たいまのけはや)」の肖像画は、新しくなった国立競技場に飾られています!ぜひ、探してみてくださいね。

土俵は神聖な大地、だから塩をまいて清めている?

土俵

一時期「土俵は女人禁制」ということが物議を醸しました。もともと土俵は大地を表しているといわれています。

その大地の豊穣を司る神は女神ですから、女神が支配する土俵に同性の女性が入るのは自然の摂理に反するということになります。 要するに磁石が陽と陽、陰と陰がくっつかないのと同じと考えてみてください。

修験道も同じですね。

山の神は女神です。その証拠に古くから妻のことを「山の神」と言っていました。奥さんのことを「カミサン」と言いますが、正確に言うと「山の神」を「カミさん」と略しているといわれています

ということから、土俵と同じように修行の山は女人禁制となるわけです。 つまり、陽と陰、凸凹、男と女という組み合わせが「安心」であり「豊穣」につながるという発想です。

これは日本人が縄文のころから大切にしてきた自然を敬うということが、相撲の世界の中で生きているということなのかもしれません。

回向院での勧進相撲が初代国技館のはじまりとなった!

回向院正面

相撲が盛んになった江戸時代、お寺や神社の境内で相撲が行われていました。当時の相撲は「勧進相撲」と呼ばれ、寺社の建築や修繕などの募金が目的だったといいます。

その後、1657年(明暦3年)に10万人もの人が亡くなった明暦の大火が発生。亡くなった方々を祀った回向院で相撲の興行が行われるようになりました。これが「回向院相撲」の始まりです。

明治になって「回向院相撲」が行われていた境内に常設の相撲場がつくられます。これが、初代の国技館となります。

そして東大震災や東京大空襲によって焼失されますが、その都度再建されてきました。やがて初代国技館は日本大学講堂となり、現在の2代目国技館に引き継がれていきました。

ちなみに、現在の国技館は1984年に完成しました。工事の間、大相撲が行われたのが蔵前国技館というわけです。

相撲はもちろん、お弁当にちゃんこにお寿司も楽しめちゃう国技館

ちゃんこ鍋

大相撲の本場所というと午後4時からNHKの放送がはじまりますが、実は午前8時ぐらいから取り組みは始っています。

午前中は入門したての力士による前相撲。続いて序の口、序二段、三段目と続き、幕下、十両の取り組みの後、いよいよ幕内となります。

幕尻から横綱までの取り組みはみごたえたっぷりですが、若手力士の取り組みもなかなかフレッシュで楽しいものです。

朝から晩まで相撲が楽しめる国技館ですが、腹がへったら観戦もできません。というわけでおすすめのお弁当が「力士弁当」

横綱や大関の四股名が入ったお弁当で、関取の出身地にゆかりのある食材や好物などが入ったもので、これがなかなかに人気です。またちゃんこも食べることができますよ

相撲部屋のちゃんこ長がつくった特製レシピというだけあって、味は太鼓判。本場所が変わればレシピを担当する相撲部屋も交代しますので、場所ごとにおいしいちゃんこが楽しめるというわけです。

相撲博物館に行けば、あなたも物知り相撲博士になれる!?

国技館と相撲博物館

相撲博物館は国技館に併設されていますので、大相撲観戦の間にぜひたち立ち寄ってみてください。普段は無料ですが、場所中は有料に。でも当日の観戦チケットがあれば入場無料となります。

館内には化粧まわしや錦絵などの資料をはじめ、大相撲の歴史や四股名の由来など相撲ファンならずとも楽しむことができる展示となっています。

常設展のほかに企画展が年に6回開催されます。毎回、趣向を凝らしたテーマで大相撲の魅力を紹介しています。

ぜひ博物館に足を運んでください。きっと相撲通になれるはずです!

遠藤関の御姫様抱っこパネル

大相撲ファンにはたまらない??レアなスポット発見

旧安田庭園を抜けると、すぐそこに両国国技館があります。 遠藤関がお姫様抱っこをしている顔出しパネル。髪型が違う3つのバージョンがあります。

引用元:「貸切バスの達人」バス観光マガジンより

基本情報

両国国技館
住所: 墨田区横網1-3-28
問合せ先: 日本相撲協会 団体係 03-3623-5111(平日10:00~17:00 )
休館日:
相撲博物館は原則土曜、日曜日、祝日は休み。詳細は日本相撲協会に問い合わせてください。
相撲観戦チケット:
● 東京場所 一般団体用席種と料金
一階升席B  平日料金10,000円、 桝席C 平日料金8,500円
二階椅子席B 平日料金5,000円、 椅子席C 平日料金3,500円
● 東京場所 一般団体受付期間
令和2年5月場所 5月10日から24日 9月場所9月13日から27日
令和3年1月場所 1月10日から24日
※団体での観覧希望の場合は、旅行会社と相談しましょう。
アクセス:
JR総武線「両国駅」から徒歩2分
都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩5分

江戸東京博物館で江戸時代にタイムスリップ間違いなし

江戸東京博物館外観

両国駅から歩いて数分。高床式の蔵をイメージした大きな建物が目に入ってきます。それが江戸東京博物館です。1993年、失われつつある江戸の歴史や文化を保存し後世に伝えるのを目的につくられました

開館以来、そのユニークでスケールの大きい常設展示は、日本人はもとより外国の方々を魅了しています。人気の観光スポットとしてにぎわいをみせる江戸東京博物館は必見の観光スポットです。

実寸大の日本橋復元模型に感動!「江戸ゾーン」からスタート

日本橋の風景ジオラマ

江戸東京博物館(以下、江戸博)の5階と6階が常設展示室となっています。広さはなんと9,000平方メートル。

広大な展示スペースは「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」の二つのエリアにわかれています

江戸と東京、それぞれの時代に生きた人々の暮らしや文化、歴史がさまざまな展示物によって表現されています。

まず「江戸ゾーン」で目に飛び込んでくるのが復元された日本橋です。実際の橋と同じ木造でしかも橋の幅は原寸大。渡ってみれば、「お江戸日本橋七つ立ち~」と江戸の頃にタイムスリップです。

両国界隈の賑わいが聞こえてきそうなジオラマ。必見です!

江戸の町ジオラマ

両国橋を渡ると目の前には壮大なジオラマ模型が現れます。約400年前の両国界隈の様子が精緻な建物と人物往来で見事に再現されています。

とにかくずっとみていても飽きません。美しいの一言。往来の人々もお侍から職人、町人など一人ひとり表情や着ている服まで細かく表現されているのがわかります。

思わず自分も小さくなって「この町を歩いてみたい」。そんな思いになるジオラマです。必見です。

江戸の人びとの暮らしが目の前に。ここでもリアリティあふれる展示に感動です

江戸の様子ジオラマ

「江戸ゾーン」では、当時の生活を直に味わえるような実寸大の棟割長屋や江戸時代の出版元ともいえる絵草紙屋や芝居小屋などが復元されています。

独身の職人の暮らしや寺子屋の様子など当時の長屋暮らしを見事に再現しています。また、今で言うブロマイドにあたる関取や歌舞伎役者の錦絵の製作工程なども細かく紹介されています。

日本食といえばお寿司。江戸前寿司の起源ともなったすし屋の屋台や時代劇で必ずといっていいほど登場する二八そばの屋台なども復元展示されています。

両国屋形船のジオラマ

隅田川、両国橋を渡った先に見える芝居小屋。川面にはなんと川船の引き波まで再現されているジオラマにここでも感動です。

東京観光を屋形船で楽しみたい場合はこちら

懐かしい展示や品々に思わず「これうちにあった」!

明治時代の東京ジオラマ

江戸ゾーンから今度は東京ゾーンへ。ここでは明治から大正、昭和そして現代へとつづく歴史や文化の移り変わりを主に写真を中心に紹介しています。

なかでも明治の頃の東京の街並みを再現したジオラマは、鉄道馬車の走る風景や洋風な建物などが細かくつくられており、見ていると不思議な懐かしさを感じさせてくれます。

実際に使われていた人力車や当時の子供たちが遊んでいた双六をはじめ、明治から大正12年まで浅草にあった凌雲閣の模型なども展示されています。明治時代のスカイツリーといわれるだけあって、凌雲閣の迫力はなかなかのものですよ。

文明開化から大正ロマン、そして昭和レトロ。戦後の高度成長までの暮らしや文化の変遷を紹介する「東京ゾーン」

懐かしい展示資料や品々に「あ、これうちにあった」と思わず言ってしまいそうです。

基本情報

江戸東京博物館
住所:東京都墨田区横網1-4-1
問合せ先:
●03-3626-9974(代)
●03-3626-9974 ( 団体見学担当)
※電話でのお問い合わせは9:00〜17:00(休館日を除く)
開館時間: 9:30~17:30(土曜日は9:30~19:30 )
休館日:月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
料金:
● 常設展観覧料
一般個人 600円 、 団体 480円
大学生・専門学校生・一般 480円 、 団体 380円
高校生・中学生(都外)・65歳以上個人 480円 、 団体 240円
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児 無料
団体利用の場合はこちらを参照
アクセス:JR「両国駅」から徒歩3分 都営地下鉄大江戸線「両国駅」からすぐ

潮入回遊式庭園の旧安田庭園は下町のオアシス

旧安田庭園風景

旧安田庭園は常陸国笠間藩主だった本庄宗資によってつくられた大名庭園です。浜離宮と同じように潮入回遊式庭園として築造されました。

当時は隅田川の干満差を利用して池や周囲の景観の変化を楽しんできましたが、現在は地下の貯水槽により人工的に潮入を再現しています。明治に入ってから旧財閥の安田善次郎氏の所有となり、戦後、墨田区の所管に。全面改修を経て復元されています。

園内は心字池を中心に古木が見事に配され、四季折々の風情を楽しむことができます。

両国国技館や江戸東京博物館から歩いて数分のアクセス。下町のオアシスでしばし心を癒してみてください。

基本情報

旧安田庭園
住所:東京都墨田区横網1-12-1
開園時間:
●4月~9月  9:00~19:30
●10月~3月 9:00~18:00
休園日:年末年始
料金:入園無料
アクセス:
●電車の場合
JR「両国駅」から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩7分
●バスの場合
都バス(錦27)(両28)系統「旧安田庭園」下車 徒歩1分
区内循環バス 南部ルート「旧安田庭園」「同愛記念病院」下車 徒歩1分

両国花火資料館で日本の花火が世界一美しい理由がわかる

両国花火資料館外観

「たまや~」といえば隅田川の花火大会です。夏の風物詩を代表する一大イベントですね。毎年大勢の見物客で両国橋界隈は大賑わいとなります。

そんな花火の歴史や尺玉の作り方などを資料やビデオなどで紹介しているのが両国花火資料館です。そもそも江戸の花火はいつごろから始まったのかみなさんご存じですか?

両国花火資料館内観

江戸時代、八代将軍徳川吉宗が、飢饉や火事、疫病などで亡くなったたくさんの人々の霊を供養するために花火を打ち上げたのが始まりとも、江戸の花火師たちが墨田川での舟遊び解禁に合わせて打ち上げたのが由来ともいわれています

それはともかく、享保18年(1733年)5月28日の両国川開きから現代まで花火が打ち上げられてきたというわけです。

「たまや」の悲しい歴史を知ればもっと花火が好きになる!

打ち上げ花火

ところで花火が見事大輪の花を咲かせたときに見物客たちが大きな声で「たまや~」「かぎや~」と声をかけるのを聞いたことはありませんか。ここでクイズです。「たまや」「かぎや」とはいったい何でしょう?

答えは江戸の花火屋です。もともと「鍵屋」という老舗の花火屋があり、そこからのれん分けをして店を構えたのが「玉屋」でした。

川開きの時には隅田川の両岸から鍵屋と玉屋が交互に花火を打ち上げたそうです。そして見事な花火に対して「たまや」「かぎや」と店の名前を呼んだといいます。

ところがその玉屋が火事を出してしまい、一代限りで江戸所払いになってしまい、お店は断絶してしまいました。江戸の人たちは、両国の川開きになると玉屋の花火を惜しんだそうです。

「たまや~」という掛け声が多くの人の記憶に残っているのは、悲しい歴史があったからなんですね。一方の「鍵屋」は日本最古の花火会社として今も花火を創り続けています

基本情報

両国花火資料館
住所: 東京都墨田区両国2-10-8 住友不動産両国ビル1階
問い合わせ先: 03-5608-6951
開園時間:12:00~16:00
閉館日: 木曜日・金曜日・土曜日・日曜日(7月、8月は毎日開館)
料金:入園無料
アクセス:
JR総武線「両国駅」から徒歩5分
都営地下鉄「両国駅」から徒歩10分

明暦の大火でなくなった10万人もの人々が眠る日本一の無縁寺・回向院

回向院入口

JR両国駅から歩いてほど近いところにある回向院。明暦3年(1657年)に開かれたお寺です。

この明暦3年とは、江戸市中の6割以上が焼失し10万人もの人々が亡くなった明暦の大火があった年です。現在の文京区辺りから出火したこの火事は、折からの強風に煽られ燃え広がりました。

江戸市中の人々は南へ西へ東へと避難します。やがて隅田川にかかる両国橋界隈に避難してきた人々が群がりました。両国橋付近は立錐の余地もない状態になったといいます。

こうして10万人もの方が亡くなりました。時の将軍家綱公が、身元不明となった焼死者を葬るために万人塚を築き菩提を弔ったのが回向院のはじまりなのです。

「有縁、無縁に関わらず、人、動物にかかわらず、仏の慈悲を説くお寺」というこの寺の起こりが、多くの人々の信仰を集めてきた理由です。回向院界隈をめぐる旅の始まりに、まずは有縁、無縁の仏様たちに手を合わせましょう。

赤穂浪士の集合場所の予定だった回向院

吉良邸

みなさんご存じの忠臣蔵。赤穂浪士四十七士が討ち入った吉良邸は、この回向院を含めた面積2500坪ほどもある大邸宅でした。現在の吉良邸跡はなまこ塀にかこまれた小さな公園になっています。

さて、「時は元禄15年12月14日」ではじまる講談はあまりにも有名ですね。新暦に直すと1703年1月30日払暁の出来事でした。

吉良邸に討ち入った浪士たちは見事に上野介の首を討ちとり本懐を遂げます。

高輪泉岳寺赤穂浪士の墓
高輪泉岳寺 赤穂浪士の墓

回向院は、ことを成し遂げた浪士たちの集合場所になっていたといわれていますが、返り血を浴び髪振り乱した浪士たちの姿に回向院の僧たちはかかわりを恐れて入山を拒否してしまいます。

そこで、内蔵助たち浪士一行は主君の墓のある高輪泉岳寺に向かったともいわれています。

回向院の山門に立ってみてください。317年の時を超えて、ヒタヒタと迫る赤穂浪士達の足音が聞こえてくるかもしれませんよ。

盗人の大スター・鼠小僧のお墓もある回向院でギャンブル運アップのご利益を!

回向院 鼠小僧の墓
回向院 鼠小僧の墓

回向院には、明暦の大火で亡くなった方々のお墓はもちろん、江戸の頃の有名人たちのお墓もあるんです。たとえば、戯作者で浮世絵師だった山東京伝もこの回向院に眠っています

なにより有名なのが、あの「鼠小僧次郎吉」のお墓があることです。鼠小僧って実在の人物だったんですね。

いつの頃からかわかりませんが、鼠小僧次郎吉の墓石のかけらを持っているとかけ事の運が上がるといわれるようになり、いまでもお参りした方々が墓石を削り取っていくそうです。

鼠小僧治郎吉の墓石

現在では、削り取り用の「お前立ち」といわれる石がお墓の前に立っておりますので、ご利益をいただきたい方はこちらを削ってくださいね。

基本情報

回向院
住所:東京都墨田区両国2-8-10
問合せ先:03-3634-7776
アクセス:
JR総武線「両国駅」から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩10分

生涯に93回も転居!3万枚の作品を残した北斎の魅力満載の「すみだ北斎美術館」

すみだ北斎美術館

19世紀のヨーロッパの画家たちに大きな影響を与えた日本人絵師。海外で最も知られている江戸の絵師。

ここまで言えばもうおわかりでしょう。葛飾北斎です。「富嶽三十六景」が有名ですね。

富嶽三十六景波しぶき

その北斎ですが、90年の生涯に93回も引っ越しを繰り返したそうです。諸説ありますが、なんでも掃除が嫌いでゴミがあふれると引っ越しをしたという説が有力だそうです。

あちこちと転居した北斎ですが、生まれ故郷の墨田区周辺に住み続けたわけですから、故郷が大好きだったのでしょう。

江戸の頃、墨田区や江戸川区、江東区付近を葛飾郡といいました。その葛飾をペンネームにしたことからもそれがわかります。

その北斎ですが、生涯になんと3万枚もの作品を描いたといわれています。仮に現役時代を70年としても、毎日1枚の作品を描いても3万枚には届きません。

そんな北斎の魅力に触れることができるのが「すみだ北斎美術館」。 常設展示室には、長屋で制作に打ち込む北斎と娘の蝋人形が展示されており、北斎の絵師としての情熱が伝わってきます

さらに北斎の技法もモニターを通して知ることができます。北斎の魅力満載の美術館です。

基本情報

すみだ北斎美術館
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
問い合わせ先:
すみだ北斎美術館団体受付担当 03-6658-8931(9:30~17:30)
FAX 03-6658-8992
開園時間: 9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
閉館日:
毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
年末年始12月29日~1月1日
料金:
● 常設展
一般 400円(団体320円)
高校生・大学生・専門学校生・65歳以上 300円(団体240円)
※企画展は内容ごとに異なるので、詳しくは公式ホームページで確認のこと。
団体で来館の場合はこちら
アクセス:
●電車の場合
JR総武線「両国駅」から徒歩9分
都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩5分
●バスの場合
都営バス「都営両国駅」から徒歩5分
墨田区内循環バス「すみだ北斎美術館前」からすぐ

両国・江戸NORENで江戸のグルメを丸ごと「いただきます」

両国江戸NOREN

両国に来たら江戸のグルメを楽しまなきゃ帰れません。というわけで人気グルメスポット・江戸NORENを紹介しましょう。

JR両国駅の旧駅舎をつかって江戸の町屋を再現。ここに「粋な江戸の食文化を楽しむ」をコンセプトに魅力ある和食店を一堂に集めてしまったのが江戸NORENです。

館内に入ると大きな吹き抜けの空間が広がります。広場には相撲の聖地・両国らしく土俵が据えられています。気分が盛り上がったところで食事をどうぞ。

もんじゃとビール

館内には、日本酒のお店、もんじゃ焼き、海鮮の店、ちゃんこ屋さん、甘味処、お寿司、焼き鳥、天ぷら、深川めしに蕎麦屋さんと人気の和食のお店11店舗が勢ぞろい。

選り取り見取りとはこのことです。両国界隈の街歩きを楽しんだ後、どうぞお腹を空かせてからいってくださいね。

両国駅にある「江戸NOREN」

「ちゃんこ!ちゃんこ!!」叫ぶ娘をスルーしながら「江戸NOREN」へ

両国駅のすぐお隣にオープンした「両国NOREN」。 江戸の町屋をイメージした内装は、なかなかユニークです。 しかもこの真ん中にど、どぉ~んと土俵があります。

引用元:「屋形船の達人」東京江戸通信より

基本情報

江戸NOREN
住所:東京都墨田区1-3-20
開園時間: 10:30~23:30
休館日: 1月1日・2日、施設点検日(不定期)
※店舗により営業時間は異なりますので、詳しくはホームページ店舗一覧よりご確認ください
アクセス:
JR総武線「両国駅」直結
都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩7分

すみだ江戸切子館でお気に入りの一品を見つけてください

江戸切子グラス

墨田区は江戸の頃からものづくりの街としても知られています。その一つが江戸切子です。江戸時代の後期、大伝馬町でビイドロ問屋を営んでいた加賀谷久兵衛という方が、舶来の硝子製品に切子を施したことが始まりだといわれています。

すみだ切子館では、そうした江戸切子の歴史や製造工程などが紹介されているのはもちろんのこと、伝統にうらうちされた古典柄の切子から、現代アートに通じる斬新なデザインの切子まで350点が常設展示されています。

併設の工房では江戸切子の簡単な体験までできますので、ぜひ立ち寄ってみてください。体験工房で世界に一つだけのマイグラスをつくるのもよし、お気に入りの一品を探すのもよし。

江戸切子の世界を心行くまで楽しんでください。

基本情報

すみだ切子館
住所:東京都墨田区太平2-10-9
問い合わせ先:03-3623-4148
開園時間:10:00~18:00
休館日: 日曜日と祝日
アクセス: JR総武線「錦糸町駅」から徒歩7分

<1日目>
東京駅(もしくは羽田空港)出発➡すみだ北斎美術館➡浅草見物&ランチ➡両国国技館で相撲観戦➡都内で宿泊
<2日目>
ホテル発➡皇居・東京タワー・増上寺・浜離宮など観光➡東京駅(羽田空港)着終了

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