会津芦ノ牧温泉

会津芦ノ牧温泉 基本データ

会津芦ノ牧温泉は、露天温泉に恵まれた、大川沿いに点在する天然温泉。鮎釣りのメッカだけに、グルメも満喫まちがいなし。

所在地 福島県会津若松市
泉質 弱アルカリ性低張性高温泉
効能 動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化疾病、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
アクセス 電車/ JR「会津若松駅」からJRAIZUマウントエクスプレスで、「芦ノ牧温泉駅」まで約20分
車/ 磐越道・会津若松ICから、芦ノ牧温泉郷まで約30分

会津芦ノ牧温泉情報

芦ノ牧温泉の足湯

会津芦ノ牧温泉は、阿賀川沿いの高台に位置する温泉地です。「芦ノ牧温泉」とも呼ばれています。会津若松市から車で25分ほどで行けるので、交通の便が良い場所にあります。
国道118号が横断し、阿賀川が眼下に広がる温泉街では、静かな雰囲気が漂って落ち着けます。自然も多く、近くにある渓谷からの眺めは絶景です。遊歩道では、桜の鑑賞も楽しめ、散策路の「いちいの小路」では森林浴をすることもできます。

温泉の歴史は、1200年前に行基菩薩が開湯したとされる説が残されていますが、定かではありません。阿賀川の洪水被害により、文献を消失してしまった歴史もあります。

温泉の由来は、蘆名氏の牧場が近くに作られたことに由来する説、温泉街を流れる大川(阿賀川のこと)が渦巻いていたことに由来する説とがあります。

以後、明治35年に道路が開通したことがきっかけで、温泉地として多くの観光客が足を運ぶようになったとされています。旅館とホテルは14軒ほどあります。

浴場はホテルや旅館にもありますが、中でもオススメなのは、温泉街の中心地にある「足ポッポ」、温泉街入り口の「出会いの湯滝」、「子宝の湯」、ドライブインの奥にある日帰り温泉の「ドライブ温泉」です。

泉質はナトリウム・カルシウム一硫酸塩で、脚気や眼病に効くとされています。露天風呂も多く、四季折々の渓谷を眺めながらゆったりと浸かることができます。

会津芦ノ牧温泉周辺情報

また、阿賀川では、鮎釣りも盛ん。旅館や食事処で鮎を味わうこともできます。さらにヤナ場まで行けば、とれたての鮎を塩焼きをして食べることができるので、是非、行ってみましょう。

近隣には、黒糖まんじゅうを味わえる「菓匠丸峰庵」、珍しいかやの実の煎餅が食べられる「大竹商店」などがあり、グルメも満喫。他にも、600年の歴史をもつ「鶴ヶ城」、美しい渓谷の岸壁「塔のへつり」(へつりは崖のこと)の鑑賞も楽しめます。「大川ダム公園」でダムの中を見学するのもオススメです。

緑豊かな自然に囲まれた『会津芦ノ牧温泉』へ、是非、足を運んでみましょう。