屈斜路湖

北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)以降、特に海外からの観光客が激減しているという北海道。

ただし国内では「ふっこう割」を適用したツアーが好評で、社員旅行やグループ旅行、卒業旅行にも北海道を選ぶ人は少しずつ増えているようです。

北海道というと、札幌や函館、小樽、富良野ばかりを思い浮かべてしまいますが、釧路や網走、知床などがある東部も魅力的なスポットがいっぱい!

交通手段がちょっと不便ということもあり、北海道民でさえもなかなか足を運ぶ機会がないといわれてきました。

そこで、移動ソリューションを創造するWILLERが、北海道旅客鉄道株式会社などとコラボし、ユニークな交通パスを企画。2018年11月より第2弾が発売開始になっています。

今回は冬の北海道の魅力満載の「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter」についてご紹介していきますよ!

第1弾「Eastern Hokkaido Nature Pass~北海道縦断絶景レイル&バス」についてはこちら≫

「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter」はどんな内容?注目ポイントは?

交通パスのパウチ
「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Wintr」ルートマップ

北海道までは、たんちょう釧路空港や女満別空港を利用。

JR釧網本線やえこバス(摩周・屈斜路周遊バス)、知床探検バスを利用し、ひがし北海道をぐるりと周遊できるのが「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter」です。

オホーツク海沿岸で観ることができる流氷、日本では網走・知床エリアが有名。毎年1月下旬から3月下旬頃にかけて、国内外から大勢の観光客が押し寄せる人気スポットになっています。

最近では流氷の上をドライスーツで歩く「流氷ウォーク」も人気のアクティビティになっていますよね。

冬の北海道・流氷ウォーク

こちらの流氷を車窓から楽しめる「流氷物語号(網走~知床斜里間)」や、白銀の釧路湿原を疾走する「SL冬の湿原号(釧路~標茶間)」など、JR北海道の観光列車も話題に!

さらに、阿寒国立公園にある川湯温泉では、ダイヤモンドダストや神の子池でのスノーシュー、釧路の美しい夕焼けなど、冬のひがし北海道にはまだ出会ったことのない感動と絶景が待っています。

交通パスを利用して回れるプランは2つ。それぞれ見逃せない特典もいっぱいありますので、さっそくお得な内容をチェックしていきましょう。

【A】「網走観光砕氷船おーろらプラン」大人13,800円・子ども6,900円(税込)

砕氷船おーろら号プラン

北緯44度に位置する網走は、海が凍る南限になっています。

中国とロシアの国境を流れる大河アムール川から、オホーツク海にかけて氷結したものが南下しながら成長。1月下旬ごろになると、網走のオホーツク海沿岸へと姿を現します。

流氷とともに姿を現すのが、流氷の天使(Sea Angel)といわれるクリオネ。巻貝の仲間ですが、貝はなく、体のほとんどが透明で、一対の翼足があります。

また、アザラシが流氷の上でくつろぐ姿もみられ、時にはキタキツネやエゾジカも姿を現すことがあるそうです。

この流氷とそこで生きる動物たちを間近で観察できるのが「砕氷船おーろら」。

砕氷船おーろら号から流氷を間近で観察

バリバリと音を立てて流氷の海を力強くかき分けて進みます。

このダイナミックでフォトジェニックな体験が可能な「砕氷船おーろら」乗船やあばしり観光施設めぐりバス、知床探検バスなどがセットになったのがこのプラン。

美しい夕日が沈む絶景ポイントも

まだ見ぬ冬の北海道東部の絶景をたっぷり堪能してみてはいかがでしょうか?

▼「網走観光砕氷船おーろらプラン」内容

  • 網走流氷観光砕氷船おーろら(1回乗車券)
  • あばしり観光施設めぐりバス(1日乗車券)
    ※「オホーツク流氷館」や「博物館網走監獄」など各人気施設の入館料割引など特典付
  • WILLER釧網本線フリーパス(3日間有効・JR釧網本線「釧路駅」から「網走駅」間乗り放題)
  • 知床探検バス
    ※知床エリアを巡れるガイド付き観光バス1回乗車券(3コースから選択可能)と路線バス1日乗り放題乗車券のセット
  • 弟子屈(てしかが)えこパスポート(摩周湖エリアを巡れる周遊バス2日間乗り放題乗車券)
  • 地元ならではのグルメやお土産、知床流氷フェスなどのイベントで使える25種類の割引クーポン

【B】「知床流氷ウォークプラン」大人14,800円・子ども9,400円(税込)

2月最盛期の流氷ウォーク

見るだけではなく、流氷の上を歩いて、時には氷の海でぷかぷか浮かんでみようというアクティビティが「流氷ウォーク」です。

氷の海でも泳げる特殊なドライスーツを洋服の上から着用し、プロのガイドと一緒に氷の海へ。

大ワシやクリオネアを探しながら、真っ白な流氷原(りゅうひょうげん)を進むのはまさに未体験ゾーン。地球の壮大さを実感できる瞬間です。

夕日が沈み、オレンジ色に染まる流氷原は映画のワンシーンのよう。ドラマティックな写真が期待できそうですね。

流氷原に沈む夕日

流氷が訪れるときだけ、しかも天候に恵まれたときを狙って催行されるので、とても貴重な体験になることは間違いなし。

新しい北海道の魅力を実感できるプランです。

▼「知床流氷ウォークプラン」内容

  • 流氷ウォーク1回利用券(利用日要指定)
  • WILLER釧網本線フリーパス(3日間有効・JR釧網本線「釧路駅」から「網走駅」間乗り放題)
  • 知床探検バス
    ※知床エリアを巡れるガイド付き観光バス1回乗車券(3コースから選択可能)と路線バス1日乗り放題乗車券のセット
  • 弟子屈(てしかが)えこパスポート(摩周湖エリアを巡れる周遊バス2日間乗り放題乗車券)
  • 地元ならではのグルメやお土産、知床流氷フェスなどのイベントで使える25種類の割引クーポン

「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter」を活用して楽しむ北海道旅行モデルプラン

雪に囲まれた屈斜路湖

お得なパスを利用して、流氷をしっかり味わうなら最低でも2泊、余裕があれば3泊は欲しいところ。

WILLERがおすすめするモデルコースをベースに見どころをダイジェストにご紹介しましょう。

2泊3日流氷づくしで楽しむ北海道プラン

流氷三昧の2泊3日旅行プラン

◆1日目は「弟子屈えこパスポート」を活用

屈斜路湖の硫黄山
白煙を上げる硫黄山

「弟子屈えこパスポート」は、摩周湖と川湯温泉駅の間を周遊できるお得なバス乗車券。バスの燃料にてんぷら油などの廃油を精製したバイオディーゼル燃料を使用しています。

摩周駅を出発し、釧路川沿いに進み、屈斜路湖から川湯温泉を結ぶルート。

ここでおすすめスポット一つ目は、湖畔の砂を掘ると温泉がでてくる「砂場」です。

さすがに冬は寒いですが、運がよければ熱々のお湯がでてくるかも。首尾よく掘り当てられたら、手浴を楽しんでみては?

2月~3月上旬の厳冬期には、湖の沖合で「御神渡り(氷の亀裂や隆起)」が見られることもあるそうです。

続いてのハイライトは、地球の鼓動が間近に感じられる「硫黄山」

湖の南東部はいまだ火山活動が活発に行われており、白や灰色の山肌からは、勢いよく真っ白な水蒸気が噴き出し、ところどころ黄色に変色しているのがわかります。

近くのレストランでは「温泉卵」も売っていますよ!

1泊目は源泉100%かけ流しの川湯温泉で宿泊。川湯温泉はダイヤモンドダストが発生しやすい氷点下10度以下の日がよくあるので、こうご期待!

2月上旬から下旬にかけては「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」が開催され、ダイヤモンドダストをライトアップするイベントも開催されます。

◆2日目は知床探検バスと流氷ウォークを満喫

氷の海でラッコ気分を味わう

「知床探検バス」は、知床エリアの有名スポットを結ぶ観光バス。川湯温泉から知床斜里駅までJRで移動し、乗車します。

ルートは2つありますが、知床斜里駅出発はAコース。「天に続く道」→「オシンコシンの滝」→「ウトロ温泉バスターミナル」。

「天に続く道」は、斜里町の峰浜から大栄地区まで続く約18㎞の直線ルートのことをいい、まるで道の先が空に向かって伸びていくかのように見えることから付けられました。

途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」ともいわれるオシンコシンの滝

流氷が訪れる時期に展望台の上から見渡すと、真っ白な海原と知床連山が広がる大絶景が広がります。

その後はいよいよ2日目のハイライト「流氷ウォーク」へ出発。どこまでも続くような流氷原で楽しく遊びましょう。

夜は国設知床野営場で開催される「知床流氷フェス」へ。

幻想的なライトアップやアイスドーム、アイスバーなど、氷の造形美を楽しみながら、おいしいお酒が楽しめます。

★「知床流氷フェス」実施期間:2019年1月30日(水)~2月28日(木)

◆3日目は網走観光を楽しんで!

網走刑務所
博物館 網走監獄

3日目は知床探検バスについている、路線バス1日乗り放題を利用し、ウトロ温泉エリアからから知床斜里駅へ。

タイミングがあえば、冬限定でオホーツク海沿岸を走る観光列車「流氷物語」で、網走駅まで移動できます

運行期間は2019年2月2日(土)~3月3日(日)、知床斜里駅発11時30分になります。

網走でおすすめの観光スポットは「オホーツク流氷館」「博物館 網走監獄」「北方民族博物館」など。パスを提示すると割引サービスが受けられます。

「博物館 網走監獄」は、明治時代に建てられたものを保存したもので、庁舎や旧網走警察署 二見ケ岡刑務支所などは重要文化財になっています。

館内をガイドしてくれるツアーや監獄体感シアター、監獄食が食べられる食堂など見ごたえがあります。

オホーツク地方で古くから暮らしてきたアイヌ民族など、北方民族の歴史や文化が学べる「北方民族博物館」もおすすめですよ。

網走からは女満別空港へ移動し、羽田もしくは新千歳空港経由で各地まで飛行機で帰ります。

この他、WILLERのサイトではフォトジェニックなスポットを網羅する2泊3日のモデルプラン、砕氷船おーろらや阿寒湖などをめいっぱい楽しむ3泊4日のモデルプランも提案しています。

興味があったらぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter」お得ポイントまとめ

ダイヤモンドダスト

冬の北海道というとどうしてもスキー・スノボーや札幌雪祭り、行動展示で有名な旭山動物園を思い描いてしまします。

でも、ダイナミックな流氷や北欧を旅しているような知床流氷フェス、美しいダイヤモンドダストなど、普段はあまり体験できないような魅力あふれるひがし北海道。

道外からはもちろん、北海道にお住まいの方だって満喫してほしいもの。

そんな時はぜひ、WILLERのお得なパス「Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter」を活用してみてはいかがでしょうか。

いまその時だけしか出会えない感動と景色を、職場の仲間と楽しんでみては?学生の卒業旅行にもおすすめです。

北海道までの移動手段や宿泊先などの手配は「団体旅行ナビ」でもOK。ぜひ相談してみましょう。

【Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter】

●利用期間:2019年2月1日(金)~2019年3月20日(水)
●料金:大人13,800~14,800円、子ども6,900~9,400円(税込)
●申し込み:Eastern Hokkaido Nature Pass 2019 Winter公式サイト

 

■写真提供・取材協力
WILLER株式会社