貸切バスなら補助金使えてお得！兵庫へ日帰り＆1泊2日グループ旅行を企画しよう

関西エリア出発の団体・グループ旅行や社員旅行で人気No.1の兵庫。瀬戸内海側から日本海側まで貫く兵庫は、地域によって多彩な顔を持っています。

兵庫県ではまだまだ知られていない兵庫の魅力をより多くの方に知ってもらいたいということで、テーマやキャンペーンに合わせた貸切バス旅行に対して助成金制度「ひょうごツーリズムバス」を設けています。

実は兵庫県内にある旅行会社に依頼し、兵庫県内を旅行するとお得になる「ひょうご五国交流バスツアー」という制度も実施中。兵庫の魅力を知ってもらえるようさまざまな施策を行っています。

今回は「ひょうごツーリズムバス」の条件に合わせた貸切バス旅行モデルコースをご紹介！旅行会社に相談する場合にぜひ参考にしてくださいね。

「ひょうごツーリズムバス」助成の内容は？

助成金が利用できるのは兵庫県外の人。日帰り、もしくは宿泊を伴うもので、10名以上で貸切バスを利用した旅行プランであること。

旅行会社もしくはバス会社、団体旅行の幹事さんそれぞれが申請可能です。

そして、以下5つの条件のいずれかに該当するバスツアーであることが条件です。

兵庫県が設定した4つのテーマで企画されたバスツアーであること
兵庫遺産や六甲山地域、山陰海岸ジオパーク等但馬地域いずれかの周遊バスツアーであること
淡路島地域を訪れるバスツアーであること（テーマは「花みどりフェア」）
県内宿泊で1.～3.を含めたバスツアーであること

日帰りバスツアーの場合

兵庫県内で食事（お弁当は可、自由食は不可）をすること、「ひょうごツーリズムバス」対象施設を1か所以上訪問するのが条件。

1泊2日以上のバスツアーの場合

兵庫県内で宿泊すること、「ひょうごツーリズムバス」対象施設を2か所以上訪問するのが条件。

助成対象にならない団体・グループ

国や自治体などの公的団体が実施する会議や研修旅行
学校行事として実施する旅行（初めて兵庫を訪問する旅行、実施初年度は対象です）
宗教活動や政治活動での旅行
他のバス料金助成制度の承認を受けた旅行（併用不可）

助成される金額は？いつまで有効？

なんと、2020年6月22日催行分から2倍に増額されています！貸切バス1台当たりの助成金は以下の通り。

1台当たりの乗車人数	日帰りバスツアー	宿泊バスツアー
10人～19人以下	15,000円	30,000円
20人以上	30,000円	60,000円

旅行実施期間・助成受付期間は以下の通り。

	旅行実施期間	受付期間
4期	10月～11月のバス旅行	8月20日～9月10日
5期	12月～翌1月のバス旅行	10月20日～11月10日
6期	2021年2月～3月のバス旅行	12月10日～翌1月12日

2020年8月20日から4期目の受付が開始され、2021年1月12日までの残り4期が募集されています。申請後、予算範囲内で承認されますので先着順ではありません。

あくまでも企画重視！申請もそうですが、旅行後の報告書を提出した上で助成金が支払われるので、個人で申請するのはちょっとハードルが高いかも。ここは、貸切バス旅行のプロである旅行会社に丸ごとお任せしてしまうのがベストですね。

他にも補助金が使えるお得な制度を各自治体で実施しているので、そちらもぜひ参考にしてみましょう。

【2024年】団体・グループ旅行で利用可能な助成金まとめ！全国旅行支援は一部の自治体で延長＜1/10更新＞

兵庫テーマツーリズムとは？

「ひょうごツーリズムバス」助成金が受けられるテーマツーリズム。兵庫県では以下の4つのテーマを設定しています。

兵庫の食体験ツーリズム
スポーツツーリズム
兵庫産業ツーリズム
兵庫ならではの特色を生かしたテーマ性のあるツーリズム

兵庫は古来から5つの国（摂津・播磨・但馬・丹波・淡路）からなっており、それぞれ特色のある歴史や特産品、名産品、食文化が残されています。

ご当地グルメを楽しむのは旅の醍醐味！

歴史的な遺産や遺跡も多い兵庫ですからユニークな旅が企画できそうですね。貸切バスを利用すると周遊もラクラクです。

兵庫遺産・六甲山・山陰海岸ジオパーク等但馬地域周遊バスツアーとは？

「ひょうごツーリズムバス」助成金が受けられる“特別枠”として、3つの旅行プランを設定しています。

兵庫遺産周遊【姫路市・福崎町・市川町・神河町、朝来市、養父市、篠山市、淡路島、神戸市、赤穂市、高砂市、新温泉町】
六甲山地域周遊
山陰海岸ジオパーク等但馬地域周遊

シラサギが羽を広げたような優美な姿から“白鷺城”の愛称で知られる世界遺産・姫路城。雲海に包まれた幻想的な景観で人気が集まる“天空の城”武田城址（朝来市）など。

歴史的にも貴重な史跡が多い兵庫県。

また、人気の温泉地・城崎温泉がある但馬エリアは、但馬牛や松葉ガニなどグルメも楽しみですね。

「花みどりフェア」淡路島地域を訪れるバスツアーとは？

「ひょうごツーリズムバス」助成金が受けられる“花みどりフェア枠”とは、淡路島を舞台に行われているイベント「淡路花博」のこと。

2020年に20周年記念として開催予定でしたが、残念なことに新型コロナウイルス感染症の影響により、延期（2021年3月20日～5月30日と2021年9月18日～10月31日に開催予定）されることになりました。

2020年の秋に屋外イベントを中心としたプレイベントが開催されますので、ぜひ美しいお花畑を満喫してみては？

淡路国営明石海峡公園や淡路ファームパーク・イングランドの丘、淡路夢舞台など、助成金の対象になる立ち寄り先がいろいろありますよ。

うずしおクルーズを楽しむ、淡路グルメ食べ歩き、洲本温泉でゆったりくつろいでいきましょう。

県内宿泊で兵庫の魅力を詰め込んだバスツアー

これまで紹介してきた兵庫テーマツーリズムや兵庫遺産・六甲山・山陰海岸ジオパーク等但馬地域周遊などの“特別枠”、花みどりフェアが開催予定の淡路島の各キャンペーン対象施設を含む訪問と、県内宿泊をセットにしたバスツアーも「Welcome to Hyogo」キャンペーン枠として助成対象になります。

史跡巡りやグルメ、アクティビティもいろいろ楽しみたいという欲張りな団体・グループにはこちらのテーマがおすすめ！

さらに兵庫特産品購入で代金を補助！

兵庫県頑張ります！2020年8月1日～2021年3月催行のバスツアーで、お土産店などに立ち寄り、兵庫特産品購入をした場合に嬉しいお小遣い！

1人当たり1,000円分を支援してくれるそうです（1,000円未満は実費）。

ぜひ、旅行プラン（行程）にお土産店立ち寄りをプラスしてもらいましょうね。

補助金を利用して兵庫へ日帰り＆1泊2日グループ旅行を企画しようまとめ

新型コロナウイルス感染症拡大が懸念される中、「Go To Travel」キャンペーンがスタート。夏休みや秋の連休の移動を躊躇する方も多いかもしれません。

「新しい生活様式」や「旅行者のマナー（エチケット）」を守りながら、まずは近場から、日帰り旅行から試してみるのはいかがでしょうか。

貸切バス会社ではバスそのものが持つ換気性能に加え、感染を拡大させないための施策を頑張っています。

公共交通機関での移動は不特定多数の人との接触が気になるという方なら、ぜひ貸切バスを利用した旅をおすすめします。

「ひょうごツーリズムバス」や「ひょうご五国交流バスツアー」、「Go To トラベル」キャンペーン以外にも自治体独自で旅行費用などを助成する施策を行っていますので、そちらも上手に活用し、安全に留意しながら旅を楽しんでくださいね。